樅山駅

樅山駅の概要

樅山駅（もみやまえき）は、栃木県鹿沼市樅山町にある東武鉄道日光線沿いの駅です。この駅は、駅番号TN 17として知られています。

歴史

樅山駅の歴史は1929年（昭和4年）4月1日に始まります。この日、杉戸駅（現在の東武動物公園駅）から新鹿沼駅までの新線が開通した際に、同時に開業しました。さらに1973年（昭和48年）9月1日には駅が無人化され、簡易委託が開始されました。その後、2012年（平成24年）3月17日には、新たに駅ナンバリングが導入され、TN 17が付与されました。

駅構造

樅山駅は相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。駅舎は浅草方面行きのホーム側に配置されており、対向の東武日光方面行きホームとは跨線橋で連絡しています。現在は無人駅となっており、以前は緊急時に限り駅前の商店で乗車券が販売されていました。

のりば情報

旅客案内においては、上記の路線名が表記されており、「東武スカイツリーライン」という愛称が用いられています。

利用状況

2024年度のデータによると、樅山駅の1日平均乗降客数は448人です。近年の乗降客数の推移も記録されており、その傾向を知ることができます。

駅周辺の施設

樅山駅の周辺には、鹿沼市役所北押原コミュニティセンターや鹿沼樅山郵便局があります。また、生子神社も近くに位置しており、毎年9月19日頃の日曜日には選択無形民俗文化財「生子神社の泣き相撲」が行われています。駅の近くには国道293号や352号、栃木県道15号および137号が通っており、交通アクセスが良好です。さらに、ヤオハン樅山店があることでも地域に貢献しています。

バス路線

樅山駅のアクセスに役立つバス路線も多く存在します。駅西側出口に近い県道鹿沼足尾線沿いには鹿沼市民バス（リーバス）が運行されています。口粟野線や上粕尾山の神線、入粟野上五月線など、各系統がJR鹿沼駅や口粟野車庫へ接続しています。また、駅から東側にある約600メートル先の国道293号沿いにも停留所があります。

隣接する駅

樅山駅には隣接する駅もあり、東武鉄道日光線では楡木駅（TN 16）と新鹿沼駅（TN 18）との間に位置しています。

ローカルな雰囲気と歴史が感じられる樅山駅は、訪れる人々にとって重要な交通の拠点となっています。これからもその役割を果たしていくことでしょう。

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