樋口正修

樋口正修選手について

樋口正修（ひぐちせいしゅう）は、1998年11月17日生まれのプロ野球選手で、現在は中日ドラゴンズに所属する内野手です。彼は埼玉県北本市の出身で、右投左打の選手として活躍しています。

経歴

プロ入り前

樋口は小学1年生の頃に北本マリナーズ（現：北本Mセブンズ）で野球を始め、続いて北本市立東中学校で行田リトルシニアに所属しました。彼の先輩には、元プロの小島和哉選手がいます。高校は埼玉県立北本高等学校に進学し、その後は駿河台大学の経済経営学部に入学しました。2020年11月にはBCリーグの合同トライアウトを受験し、埼玉武蔵ヒートベアーズに特別合格選手として入団しました。

BCリーグ時代

樋口のプロとしてのキャリアは、2021年の埼玉武蔵ヒートベアーズで始まりました。このシーズン、彼は60試合に出場し、打率.286を記録、40盗塁も果たしました。オフには陸上日本代表の監督から走り方の指導を受け、さらなる成長を目指しました。2022年には、NPBを目指す一歩として、58試合に出場し、打率.306、盗塁25を達成しました。10月にはみやざきフェニックス・リーグに参加し、中日ドラゴンズからのオファーがあったことを受け、プロ野球ドラフトで育成3位指名を受けました。11月には仮契約を結び、背番号213を与えられました。

中日ドラゴンズでの活躍

樋口は2023年に中日ドラゴンズで活躍を始めました。開幕戦からスタメンとして起用され、7月に支配下選手登録を果たしました。背番号は97に変更され、プロ初出場を果たすなど、着実に成績を残しています。二軍では104試合に出場し、三[[塁打]]9本、盗塁8を記録しましたが、打率は.203にとどまりました。オフには契約更改を行い、推定年俸は476万円となりました。

選手としての特性

高校2年生時に50m走のタイムが6.7秒だった樋口は、日常的に足を鍛えることで大学では5.9秒へとタイムを更新。そして、BCリーグでは5.7秒の記録を樹立しました。また、一塁到達タイムや盗塁時のタイムも記録しており、非常に俊足な選手といえます。憧れの選手に鳥谷敬、目標にする選手として周東佑京を挙げています。

初記録

樋口は2023年7月28日に対読売ジャイアンツ戦で代走として初出場し、7月30日には初先発出場を果たしました。初打席も同日に行い、2024年には初盗塁を記録するなど、着実にプロとしての成績を上げています。

これからの活躍に期待が寄せられる樋口選手。彼の成長とともに中日ドラゴンズの未来も明るいことでしょう。

もう一度検索