横山智佐

横山智佐のプロフィール

概要

横山智佐（よこやま ちさ、1969年12月20日生まれ）は、日本の声優及び舞台女優で、横山智佐事務所「バンビーナ」に所属しています。東京都墨田区東墨田出身の彼女は、数多くのアニメ作品やゲームでその声を披露し、人気を博してきました。

生い立ち

彼女は幼少期、男の子たちと外で遊ぶことが多かった元気な少女でした。母親は教育熱心なタイプだったため、テレビやアニメを見ることが少なかったと言います。小学校時代には漫才ブームに影響され、漫才師を目指したこともありました。中学2年生のときに映画『ルパン三世 カリオストロの城』を観て感銘を受け、声優の道を志すきっかけとなりました。この感動は彼女のエッセイ集のタイトルにも表れており、作品のヒロインのように愛される存在になりたいという気持ちを反映しています。

彼女の高校生活は東京宝映に在籍し、ドラマのエキストラやポスターの仕事を経験しましたが、声優のオーディションには一度も参加できなかったことから、声の仕事への情熱が高まり、1年で退団することになります。その後、勝田声優学院のサマースクールに参加し本格的に声優への道を進み始めます。

声優デビューからのキャリア

1987年、OVA『ブラックマジック M-66』にて声優デビューを果たしました。その後、同年に『週刊少年ジャンプ』の読者コーナー「ジャンプ放送局」のアシスタントとして8年間活動。その活動の中で、「ちさタロー」と呼ばれる名前が付けられ、多くのファンに親しまれています。初期は女性の元気な少女役や鳥の役を多く演じ、特に『おぼっちゃまくん』の代役を務めた際には自らの演技力を証明しました。

1990年にはテレビアニメ『NG騎士ラムネ&40』のヒロイン・ミルク役を獲得し、一躍注目を浴び、続く作品でも多くの人気キャラクターを演じました。1996年には、ゲーム『サクラ大戦』のヒロイン・真宮寺さくら役を務め、以降もシリーズ作品に参加し続けています。この役は彼女にとって特に重要なものであり、舞台公演『サクラ大戦 歌謡ショウ』にも10年間出演し、歌とダンスを披露しました。

プライベートと家族

2009年11月、彼女は自身のブログで結婚を報告しました。夫はロックバンドのベーシストで、結婚後の生活と仕事のバランスを重視しながら活動を続けています。2014年には第一子を妊娠し、同年に長女を出産したことも大きな話題となりました。

趣味と個人的な興味

横山智佐は、少年時代からのテニスや陸上競技、水泳などのスポーツにも親しんできました。また、茨城県出身のプロ野球ファンで、特に読売ジャイアンツと桑田真澄投手のファンでした。音楽活動にも積極的で、ユニット「Pink Rainbow」を結成し、他の声優とのコラボレーションも行っています。また、声優仲間との親交も深く、森川智之とは長いつきあいがあります。

彼女はまた、1990年代には熱心なゲーマーでもあり、ボンバーマン好きが高じて「ボンバーマンクイーン」と称された時期もあります。家族構成は3姉妹の末っ子であり、姉もオペラ歌手として活躍しています。

まとめ

横山智佐は、日本の声優界で多岐にわたるジャンルで活躍してきた魅力的なアーティストです。その情熱と努力は、声優や舞台、音楽という異なるフィールドでの成功を導いてきました。今後も彼女のさらなる活躍が期待されます。

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