横浜こども科学館

横浜こども科学館（はまぎん こども宇宙科学館）

横浜こども科学館は、神奈川県横浜市磯子区洋光台にある体験型科学館です。外観は宇宙船をイメージしており、館内では宇宙や科学に関する様々な展示や体験を通して、楽しく学ぶことができます。ネーミングライツにより、「はまぎん こども宇宙科学館」の愛称で親しまれています。

施設概要

5階から地下2階まで、各フロアごとに異なるテーマが設けられた展示室があります。

5F 宇宙船長室: 宇宙の広がりを体感できる展示が特徴です。キャプテンシアターでは、科学実験ショーや宇宙をテーマにしたミニトークが開催されます。
4F 宇宙研究室: 玉の動きを通して物理の法則を学べる「ビーコロ®」や「サイクロイド滑り台」が人気です。
3F 宇宙トレーニング室: 「月面ジャンプ」や「空間移動ユニット」など、宇宙飛行士の訓練を疑似体験できるアトラクションが楽しめます。
2F 宇宙発見室: 雷やオーロラの仕組みに触れることができます。スペースラボでは、ミニ実験が開催され、目の前で科学の不思議を体験できます。
B2 あそびの広場／特別展示室: 秘密基地のようなプレイハウスで遊んだり、マグネットパズルで創造力を刺激したりできます。また、春季や大型連休、夏季には様々な企画展が開催されます。

宇宙劇場（プラネタリウム）

直径23mのドームに広がる迫力満点の映像と、リアルで美しい星空が魅力です。子供から大人まで楽しめる様々なプログラムが上映され、番組の前後にスタッフによる星空解説も行われます。2022年12月には新型投影機MEGASTAR-IIAが導入され、2023年2月には「世界で最も多くの星を映し出すプラネタリウム投影機」としてギネス世界記録に認定されました。

イベント

月に1～2回程度、星空観察会が開催されます。プラネタリウムで宇宙の話を聞いた後、実際の星空の下で星や星座の解説を受けたり、天体望遠鏡で月や惑星を観察したりできます。

歴史

1984年の開館以来、様々な展示の更新やリニューアルを経て、多くの来館者に親しまれています。2023年にはプラネタリウムがギネス世界記録に認定されるなど、常に進化を続けています。

アクセス

JR根岸線洋光台駅より徒歩3分
* 横浜横須賀道路港南台ICから約5分

その他

かつて洋光台駅前のバス乗り場には、こども科学館のドームを模した上屋が設けられていました。また、地元の和菓子店では、当館をイメージした「ドームサブレー」が販売されていました。

横浜こども科学館は、子供たちの知的好奇心を刺激し、科学への興味を育むための魅力的な施設です。家族みんなで楽しめる、学びと遊びの空間をぜひ体験してみてください。

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