横浜市民ギャラリーあざみ野

横浜市民ギャラリーあざみ野は、横浜市青葉区のアートフォーラムあざみ野内に位置する、横浜市立の文化施設です。男女共同参画センター横浜北と併設されており、地域における文化と交流の拠点としての役割を担っています。この施設は、指定管理者制度に基づき、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団によって管理・運営されています。

ギャラリー内には、展示室とアトリエが設けられており、様々な文化活動に対応できる環境が整えられています。ここでは、年3回、写真、コンテンポラリーアート、子ども向けの企画など、多様なテーマの企画展が開催されています。これらの展覧会は、地域住民にとって身近なアート体験の機会を提供しています。

さらに、障がいのあるアーティストの作品を展示する「フェローアートギャラリー」や、若手作家の小品を紹介する「ショーケースギャラリー」も定期的に開催されており、新たな才能の発掘と育成にも貢献しています。

また、横浜市民ギャラリーあざみ野では、貴重なコレクションを所蔵しています。それは、アメリカのサーマン・F・ネイラー氏が40年間にわたり世界中から収集した、約2,700件のカメラ、約2,000点の写真関連アクセサリー、約2,900点の写真、そして約2,000件の資料及び文献からなる「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション」です。このコレクションは、年1回のコレクション展で紹介されるほか、ウェブサイトやアートフォーラムあざみ野内のエントランスホールでも一部が展示され、その歴史的・文化的価値を広く伝えています。

これらの活動に加えて、市民への展示室やアトリエの貸し出しも行っており、市民が主体的に文化活動を行うための場を提供しています。ワークショップなどの自主企画も活発に行われており、地域文化の振興に大きく寄与しています。

横浜市民ギャラリーあざみ野は、アートを身近に感じられる場として、また、地域文化の創造と発展に貢献する施設として、市民に親しまれています。

外部リンク：
横浜市民ギャラリー
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
* ヨコハマ・アートナビ

もう一度検索