比嘉幹貴

比嘉 幹貴（ひが もとき）

基本情報

• - 生年月日: 1982年12月7日
• - 出身地: 沖縄県沖縄市
• - ポジション: 投手
• - 投打: 右投右打
• - 所属チーム: オリックス・バファローズ

経歴

プロ入り前

比嘉は父親の影響を受け、幼い頃から野球を始めました。小学3年生の時に少年野球チームに入り、中学校での2年間は膝の病気に苦しみましたが、再び野球に打ち込むことができました。沖縄県立コザ高等学校では目立たない存在でしたが、国際武道大学では活躍し、29勝を挙げる成績を収めました。卒業後は日立製作所に入社し、都市対抗野球での優秀な投球で注目を浴びました。2009年のドラフトでオリックス・バファローズから指名を受けてプロ入りを果たします。

オリックス時代

2010年、比嘉はオリックスで一軍に昇格し、初めての登板を果たしました。ルーキーイヤーには24試合に出場し、2勝をあげ、防御率1.25と素晴らしい成績を収めました。次の年、2011年には肘の痛みに悩まされましたが、2012年には再び一軍に戻り、1勝を挙げました。

2013年には開幕から一軍に定着し、59試合に登板。4勝3敗11ホールド・防御率2.12を記録し、次の年には62試合に出場し、自己最多の7勝を挙げました。2015年には肩の手術で苦しむも、2016年以降は復帰し再び活躍の場を得ました。

近年の活動

2020年は短縮シーズンでしたが、20試合に登板し無失点の成績を残します。2021年にはTokyo 2020オリンピックを経て安定した投球を見せ、31試合で1勝11ホールド・防御率1.77を達成しました。2022年のシーズンでは、特にポストシーズンで際立った活躍を見せ、チームの日本一に貢献しました。

2023年には、シーズン初の登板で初勝利を記録しました。シーズンを通じて31試合に登板し、2勝0敗6ホールド、防御率2.25の成績を残しました。

選手としての特徴

比嘉の投球スタイルは独特で、右サイドスローから147km/hのストレートやスライダー、カーブ、フォークを投げ分けます。特にスライダーを軸にした緩急の利いた投球が評価されています。けん制の技術も非常に高く、監督からもその実力が称賛されています。特注の黒いグローブを使用し、クセを隠す配慮をしています。

記録

比嘉はプロ入り以来多くの記録を残しています。

• - 初登板: 2010年8月13日
• - 初勝利: 2010年9月4日
• - 初セーブ: 2018年8月4日
• - 34試合連続無失点: 2014年、パ・リーグ最長タイ記録

背番号

• - 35（2010年 - 現在）

登場曲

• - 「Don't Matter」- Akon
• - 「小さな恋のうた」- モンゴル800
• - 「STAY GOLD」- Hi-STANDARD

比嘉幹貴は持ち味を活かし、これからもオリックス・バファローズで存在感を示していく投手として注目されています。

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