氣志團万博

氣志團万博について

氣志團万博（きしだんばんぱく）は、日本のロックバンド氣志團が主催する大型の音楽フェスティバルであり、2003年から毎年開催されています。このフェスティバルは、千葉県袖ケ浦市の袖ケ浦海浜公園で行われ、さまざまなアーティストによるパフォーマンスが楽しめる場として知られています。特に9月に開催されることから、ロックファンにとってのひとつの恒例行事となっています。

歴史

氣志團万博の起源は、2003年に遡ります。この年、初めての大型野外GIGが千葉県木更津市で開催され、会場は当時の新日鐵君津製鉄所内のかずさクローバーパークでした。オープニングアクトとして、氣志團の親友であるGLAYが出演し、約4万人を動員しました。このイベントは、彼らの地元である千葉県で行われたことから、特別な意味を持ちました。

その後、2006年には富士急ハイランドに移り、氣志團結成10周年記念GIGを開催、さらに多彩な企画を取り入れたことで、より注目を集めました。そして2012年には、今日の氣志團万博の形が確立され、正式に他のアーティストを招待する対バン形式のロックフェスティバルとしてスタートしました。

近年の活動

氣志團万博は近年も盛況が続いており、2013年から2019年には毎年4万人以上の観客を集めています。

• - 2013年: 約4万4千人が参加。
• - 2014年: 初の3日間開催で、約6万人が動員されました。
• - 2015年: ステージが複数に分かれ、様々なアプローチで4万4千人が楽しむことができました。
• - 2016年: メインとサブの各ステージを用意し、5万人を動員。

2017年以降も、房総での開催が続き、特に2018年にマキシマム ザ ホルモンのステージ後には予想外の発表があり、大きな話題となりました。また、2020年には新型コロナウイルスの影響を受け、初めて無観客でのオンラインイベントを実施しました。2021年は記録的な変化がありましたが、名場面の放送という形での開催が行われました。

最新動向

2022年は3年ぶりの有観客開催が実現し、袖ケ浦海浜公園での10周年を祝うイベントも行われました。さらに、2023年には「One Night Festival」で特別なイベントが展開され、知名度を一層高めています。2024年には開催時期と会場が変更され、幕張メッセでの開催が予定されています。

このように、氣志團万博は歌やパフォーマンスを通じて多くの人々に楽しさを提供し続けています。ロックにとどまらず、アイドルや多様なジャンルのアーティストが一堂に会するこのイベントは、参加する企業やファンにとっても貴重な体験となることでしょう。次回の開催も期待が膨らむことでしょう。

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