水口石橋駅

水口石橋駅：近江鉄道本線の静かな駅舎

滋賀県甲賀市水口町鹿深に位置する水口石橋駅は、近江鉄道本線（水口・蒲生野線）の駅です。駅番号はOR35。駅名の由来は、駅北側に東西に伸びる旧東海道の「石橋」からきています。のどかな田園風景の中に佇む、小さなながらも歴史を感じさせる駅舎が特徴です。

歴史と駅舎

水口石橋駅が開業したのは1957年（昭和32年）8月16日。それから半世紀以上、地域住民の足として利用されてきました。駅舎はコンパクトな造りで、無人駅となっています。そのため、有人駅のような華やかさはありませんが、その分静かで落ち着いた雰囲気があります。単式ホーム1面1線の地上駅で、ホームはカーブ上に設置されているため、列車が到着する際には、乗降時の注意を促すアナウンスが車内から流れます。サイクルトレインの利用はできません（彦根駅、八日市線も同様）。

利用状況と周辺環境

水口石橋駅の利用状況は、近年、甲賀市統計書に基づいて推移が確認できます。具体的な数値は割愛しますが、周辺地域の人口規模や生活圏を反映した利用状況となっていると考えられます。

駅周辺は住宅街が広がり、生活に密着した商店や歴史を感じさせる寺院が点在しています。駅北西側には綾野天満宮がありますが、駅からは少し距離があります。徒歩でのアクセスも可能ですが、周辺の道筋を事前に確認しておくと良いでしょう。

アクセス方法：バス路線と近隣駅

駅東側、旧東海道付近には「平町」停留所があり、甲賀市コミュニティバスの各路線が利用可能です。公共交通機関を利用して水口石橋駅を訪れる際には、この停留所からのアクセスも検討できます。

近江鉄道本線において、水口石橋駅は水口駅（OR34）と水口城南駅（OR36）の間に位置しています。これらの駅からのアクセスも容易です。

まとめ：水口石橋駅の静かな魅力

水口石橋駅は、近代的な設備が充実している駅ではありませんが、その静けさと、歴史を感じさせる周辺環境が魅力です。近江鉄道を利用して、この小さな駅舎を訪れてみるのも良い旅の思い出になるかもしれません。周辺の散策と合わせて、のんびりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。 旧東海道の面影を偲ばせる歴史と、現代の生活が調和した、静かな魅力に満ちた駅です。今後の利用状況や、駅周辺の整備状況にも注目していきたいですね。

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