水橋かおり

水橋 かおりのプロフィールとキャリア

水橋かおり（みずはし かおり、1974年8月28日生まれ）は、北海道の札幌市出身の日本の女性声優です。アーツビジョンに所属し、彼女の声はアニメの世界で広く知られています。代表作には、『魔法少女まどか☆マギカ』の巴マミ、『ひだまりスケッチ』の宮子、『げんしけん』の荻上千佳、『カスミン』の春野カスミ、〈物語〉シリーズの忍野扇などがあり、多彩な役を演じています。

経歴

水橋は、幼少期から読むことが好きで、特にセリフがある部分を音読するのを楽しんでいました。彼女は、学校の学芸会で魚の医者という主役を演じた時に、演じることの楽しさに目覚めたようです。小学校の頃からアナウンサーまたは声優になりたいという夢を抱いていましたが、中学生の頃に声優ブームに触れ、具体的に声優の道を志すようになりました。

1992年には、アニメと声優を目指す学生たちも参加するコンテスト「DRACON’92」に単独でエントリーし、準グランプリを獲得しました。地元の高校を卒業した後、声優志望の友人とともに東京に上京し、俳協ボイスアクターズスタジオや日本ナレーション演技研究所で学びました。その後、アーツビジョンに所属し、デビュー作にはプラネタリウム向けのアニメにおけるうさぎの役が含まれています。

デビュー当初は、声優の仕事が多くなく、焦りを感じることもありましたが、芝居の基礎をしっかり学んだり自身の声の個性を信じて努力を続けました。そして2000年にアニメ『機巧奇傳ヒヲウ戦記』で初のレギュラーを獲得し、翌年には『カスミン』で主演を果たして名を知られるようになりました。

特徴とパーソナリティ

彼女の声域はAからCであり、演じるキャラクターはかわいい女の子や純粋な女の子が多く、ファンに愛されています。また、イラストも得意で、自らのウェブサイトで作品を公開したり、漫画に挑戦した経験もあります。高校では美術部に在籍しながら、声優の養成所に通うことを考えていた過去もあり、もしそうしていなければ美術の道を進んでいたかもしれないと振り返っています。

趣味にはドール収集があり、収集したドールの写真をブログで公開しています。趣味の幅は広く、ハムスターや昼寝も楽しむ一方、好物はお好み焼きです。彼女は、特にゲーム業界との関係が深く、魔界戦記ディスガイアシリーズや、ネプテューヌなどのキャラクターの声を担当しています。

主な出演作品

テレビアニメ

• - 『ドラえもん』（1998-2002） - 公園の女の子、少女、チイちゃん
• - 『カスミン』（2001-2003） - 春野カスミ
• - 『ひだまりスケッチ』（2007-2013） - 宮子
• - 『魔法少女まどか☆マギカ』（2011） - 巴マミ
• - 『魔法少女リリカルなのは』（2004-2015） - ユーノ・スクライア、高町ヴィヴィオ等

彼女のキャリアは非常に多彩であり、深い演技力と独自の声で多くのファンに愛されています。水橋かおりは、今後も様々な作品で新たな役を演じ続けることでしょう。

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