永山竜樹

永山竜樹 - 日本の柔道家

永山竜樹（ながやま りゅうじゅ）は、1996年4月15日生まれの日本の柔道家で、北海道美唄市出身です。彼は60kg級の選手で、身長は156cm、右組みのスタイルを持っています。得意技は背負投と袖釣込腰で、これまで数多くの大会で輝かしい成績を収めてきました。

経歴の始まり

永山は4歳から柔道を始めました。当初は美唄市少年柔道会で基礎を学び、その後、岩見沢柔道少年団に所属し、担ぎ技や足技を中心に成長を続けました。柔道が得意だった選手が道内にいたため、中学では愛知県の大成中学に転校し、ここで全日本カデ50kg級にて優勝。続く世界カデでもタイトルを獲得しましたが、全国中学校柔道大会では5位の結果となりました。

高校時代と大学への進学

大成高校に進学後は、全日本カデと全日本ジュニアで2位に入賞しつつも、アジアジュニアでは優勝を果たしました。高校3年生の時には全国高校選手権で優勝し、全国的に名を馳せました。2015年には東海大学に進学し、柔道の道をさらに追求しました。

大学柔道の成功

大学1年時に名古屋で行われた東アジア選手権で優勝し、全日本ジュニアでも優勝した他、世界ジュニアでもタイトルを獲得しました。2年生の時には選抜体重別で3位に入賞し、グランドスラム・バクーでも好成績を収めました。2017年には体重別選手権でも優勝し、世界選手権の代表に選出されました。グランドスラム・東京では決勝で過去2戦勝っていた高藤選手に敗れたものの、他の大会では多くのタイトルを獲得しました。

国際舞台での活躍

コロナ禍を経て、2021年には世界選手権代表として出場。その後も世界各国の大会で成果を上げ続け、2022年にはアジア選手権にも挑戦し、個人戦と団体戦の両方で優勝する快挙を達成しました。2023年にも数々の大会で優勝を重ね、グランドスラム・東京では名高いライバルに勝って優勝し、パリオリンピックの代表に内定しました。

パリオリンピックへの意気込み

2024年のパリオリンピックでは、自身の成長と柔道技術を発揮し、目指すは金メダルです。柔道の精神を忘れずに、さらなる高みを目指す彼の姿に、柔道界からの注目が集まっています。永山選手の軌跡は、柔道の熱い情熱で溢れています。次世代の選手たちにとって、彼の頑張りは素晴らしい手本となるでしょう。彼の今後の活躍から目が離せません。

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