永瀬ようすけ

永瀬ようすけ

永瀬ようすけは、日本の漫画家であり、その作品は多岐にわたるジャンルで展開されています。彼は「墟とか横丁とか路地とか土偶とか喫茶店」をこよなく愛し、その独特な感性が作品にも反映されています。

経歴

2009年、永瀬ようすけは「ばかたん」で第13回シリウス新人賞の奨励賞を受賞し、その才能を開花させました。2010年には、『月刊少年シリウス』（講談社）にて代理原稿として掲載された『やみのさんしまい』が、そのまま連載化され、漫画家としてデビューを果たします。しかし、同作は2013年に惜しまれつつも打ち切りという形で最終回を迎えました。

2013年、新たに創刊された『月刊アクション』（双葉社）の創刊号から、『生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと』の連載を開始。2014年には、同誌の作家陣の一員としてその名を連ねました。この作品が2015年2月に完結した後、同年8月からは『ヤングエース』（KADOKAWA）にて、青春群像劇『さよならノクターン』の連載をスタート。さらに2016年には、『コミックフラッパー』（同）にて、ストーカー男を題材にした恋愛コメディ『純愛と珈琲はブラックで！』の連載を開始するなど、精力的な活動を展開しました。同年12月には、『さよならノクターン』が完結を迎えています。

2018年、永瀬ようすけはTwitterでも発表していた「実録恋愛漫画」作品『実話だよ!! メンヘラ彼女』を『コミックフラッパー』にて連載。この作品は単行本化される際、『実話マンガ 愛が重たい女の子とばかりつきあう俺のヒリヒリ恋愛日記』と改題されました。

作品リスト

連載作品

やみのさんしまい（『月刊少年シリウス』2010年2月号 - 2013年5月号、講談社、全6巻）
やみのさんしまい[旅行版]（『ネメシス』No.1 - #10秋号）
委員長戦士めがめがピーチ（『ネメシス』No.7 - #10秋号） - 『やみのさんしまい』第6巻に収録
斑目先生の妄想学級日誌（『ガンガンONLINE』2013年9月5日 - 2014年9月18日、スクウェア・エニックス、全2巻）
生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと（『月刊アクション』2013年7月号（創刊号） - 2015年4月号、双葉社、全3巻）
さよならノクターン（『ヤングエース』2015年9月号 - 2017年1月号、KADOKAWA、全3巻）
純愛と珈琲はブラックで！（『コミックフラッパー』2016年5月号 - 2017年4月号、KADOKAWA・メディアファクトリー、全2巻）
実話マンガ 愛が重たい女の子とばかりつきあう俺のヒリヒリ恋愛日記（『コミックフラッパー』2018年5月号 - 2018年10月号、KADOKAWA・メディアファクトリー、全1巻） - 連載時のタイトル『実話だよ‼︎メンヘラ彼女』より改題
クラスにいじめはありません（『ピッコマ』独占先行配信2019年12月 - 2021年5月、全2巻（2巻は電子書籍のみ））
あ！ 野生のお嬢様がとびだしてきた!!（『少年マガジンエッジ』2022年10月号 - 2023年11月号、講談社、既刊2巻）

外部リンク

* 永瀬ようすけ (@youtantan) - X（旧Twitter）

永瀬ようすけは、その独特な視点と多彩な表現方法で、これからも多くの読者を魅了し続けることでしょう。

もう一度検索