沢良宜駅

沢良宜駅（さわらぎえき）

沢良宜駅は、大阪府茨木市高浜町にある大阪モノレール本線の駅で、駅番号は20です。この駅は1997年8月22日に、大阪モノレール本線の南茨木駅から門真市駅間の開通と共に開業しました。その後、2022年7月30日には安全性向上のために可動式ホーム柵の使用が開始されました。

駅の構造

駅の構造は、1面2線の島式ホームとなっており、利用者が快適に待機できる待合室が設けられています。ホームに向かうエスカレーターは上り専用で、改札口は2階にあり、ホームは3階に配置されています。そのため、乗降時にはやや階段の上り下りが必要ですが、アクセシビリティにも配慮された設計といえるでしょう。

利用状況

2022年度の1日平均乗降人員は約3,839人で、その内訳は乗車人員が1,956人、降車人員が1,883人でした。この数字は大阪モノレール全18駅中で16位という位置づけであり、特に大阪モノレール本線の駅の中では最も利用者が少ない駅となっています。開業以来の乗降数の推移を考えると、この駅の利用状況は安定しており、大阪モノレールの通勤路線の一部として重要な役割を果たしています。

駅周辺の環境

沢良宜駅の周辺は、モノレールの軌道と共に大阪中央環状線や近畿自動車道が走っており、交通の便は比較的良好です。駅の西側には摂津市北西部との市境付近が広がっています。ただし、現在駅前には路線バスが乗り入れない状態ですが、北東に約6分歩いた所には「沢良宜橋」停留所があり、ここから近鉄バスを利用することで阪急茨木市駅や南摂津駅へアクセスできます。

隣接駅

現在、沢良宜駅の隣には南茨木駅（19）と摂津駅（21）があり、それぞれの駅と連携しながら、地域住民や訪問者に便利な交通手段を提供しています。

終わりに

沢良宜駅は、大阪モノレールの一駅として地域交通の重要な一翼を担っています。周辺の交通インフラとも結びつき、住民の移動手段を支える駅としての役割を果たしています。駅の利便性や設備について知識を持っておくことは、訪れる人にとって非常に役立つことでしょう。

もう一度検索