泣いてもいいですか

「泣いてもいいですか」

「泣いてもいいですか」（ないてもいいですか）は、2009年にフジテレビ系のバラエティ番組『クイズ!ヘキサゴンII』から誕生したユニット・フレンズと、番組出演者からなるヘキサゴンオールスターズによる両A面シングルです。この楽曲は2009年7月15日にポニーキャニオンのレーベル・フライトマスターから発売されました。また、同年7月25日から26日にかけて放送された『FNSの日 26時間テレビ 2009 超笑顔パレード〜爆笑!お台場合宿〜』のテーマソングとしても知られています。

シングルの概要

本シングルは『クイズ!ヘキサゴンII』から生まれた11枚目のシングルであり、フレンズが歌う「フレンズバージョン」と、ヘキサゴンオールスターズによる「ヘキサゴンオールスターズバージョン」の二種類が収録されています。楽曲は、番組の総合司会を務めていた島田紳助が2009年度の『FNSの日』の総合司会を担当することで発表され、そのテーマ曲として位置付けられました。実際に楽曲自体は2008年の年末には完成していました。

初回生産盤には、26時間テレビで行われた「フレンズ&羞恥心 全国縦断弾丸イベント」の参加抽選券が封入され、イベントでの参加者による合唱を集めた「泣いてもいいですか<26時間バージョン>」も制作され、アルバム『WE LOVE ヘキサゴン2009』に収録されました。このシングルは、ヘキサゴンIIからリリースされたもので、累計売上が10万枚を超えた最後の作品となり、2009年以降のシングルの中でオリコン年間シングルランキング100位以内に入った唯一の作品でもあります。

ヘキサゴンオールスターズについて

ヘキサゴンオールスターズは、アルバム『WE LOVE ヘキサゴン』やコンサート、DVDの名義として利用されていた、ヘキサゴンIIに出演していたタレントの総称です。本作ではこの名義が初めて楽曲のアーティスト名として使用されました。参加メンバーは30名にも及び、時を経るごとにそのメンバーは少しずつ変わっていきました。多くのヘキサゴンII発の楽曲における作詞やプロデュースを手掛けていた島田紳助も、初めてCDとしての制作に参加したのが本作です。

参加メンバー

本作には、島田紳助を総合司会とし、様々な男性や女性タレント、お笑い芸人などが参加しました。男性タレントには上地雄輔やクリス松村、女性タレントには木下優樹菜やmisono、さらにはお笑い芸人たちも多数名を連ねています。ジャケットの裏面には、紳助を除いたメンバーの幼少期の写真が配置されています。また、板東英二やラサール石井なども一時期活動していましたが、このシングルのレコーディングには参加していません。

収録曲

CDには以下の4曲が収録されています。
1. 泣いてもいいですか（フレンズバージョン） / フレンズ
2. 泣いてもいいですか（ヘキサゴンオールスターズバージョン） / ヘキサゴンオールスターズ
3. 泣いてもいいですか（フレンズバージョン） カラオケ
4. 泣いてもいいですか（ヘキサゴンオールスターズバージョン） カラオケ

また、DVDにはそれぞれの楽曲のミュージックビデオも収められています。

さらに、作曲者であるRYOEIは同曲を自身のメジャーデビューシングルのカップリング曲としてセルフカバーを行い、その後も様々なアルバムにアレンジバージョンとして収録しています。

関連イベントとテレビ番組

この楽曲は2009 FNS歌謡祭や、2011年の「史上最大の大忘年会」で披露されるなど、さまざまなテレビ番組に登場しました。特に、番組終了後には神原プロデューサーとともに出演し、本曲を背景に突然の番組終了に対する不満を表明する場面も見受けられました。

このように「泣いてもいいですか」は、多くの人に愛され、様々な形で楽しまれる曲となっています。

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