浅原拓真

浅原拓真（あさはら たくま）は、1987年9月7日生まれの日本のラグビーユニオン指導者、元選手です。

プロフィール

ポジションはフォワードの最前列を担うプロップ(PR)です。屈強な体格と献身的なプレーでチームを支え、日本代表としても12のキャップを獲得しました（2018年6月時点）。また、スーパーラグビーに参戦していたサンウルブズでは、チーム歴代最多となる43キャップを誇ります。チーム内外からは「バズ」の愛称で親しまれています。

ラグビーキャリア

6歳からラグビーを始めた浅原は、中央市立田富中学校、甲府工業高校を経て法政大学に進学しました。大学では2年次からレギュラーとして活躍し、その才能を開花させます。2008年には第62回東西学生対抗試合のメンバーに選出され、2009年度のリーグ戦ではグループベスト15にも輝きました。

2010年、大学卒業後は東芝ブレイブルーパス(現・東芝ブレイブルーパス東京)に入団し、プロのラグビー選手としてのキャリアをスタートさせます。同年12月25日のジャパンラグビートップリーグ第12節、福岡サニックスブルース戦で途中出場を果たし、公式戦デビューを飾りました。2013年4月20日には、アジア5カ国対抗フィリピン戦で日本代表初キャップを獲得し、国際舞台でも活躍を見せます。2015-16年度のトップリーグではベスト15（PR3）に選出され、その実力を証明しました。2016年2月にはサンウルブズに追加招集され、スーパーラグビーの舞台でもその名を轟かせました。

2018年9月23日未明、東京・府中市で飲食店での食事後、路上で寝てしまい、不運にも車に轢かれるという事故に見舞われました。幸いにも、チームメイトのリーチ・マイケル選手らの迅速な救助により、軽傷で済みました。この出来事は、チームメイトとの深い絆を示すエピソードとして語り継がれています。

2019年に東芝ブレイブルーパスを退団後、日野レッドドルフィンズに移籍し、新たな挑戦を始めます。その後、2023年6月には浦安D-Rocksに加入しましたが、2024年5月に退団。そして、2024-25シーズンからは、浦安D-Rocksのアシスタントコーチに就任し、指導者としての新たなキャリアをスタートさせています。

受賞歴

2015-16 トップリーグベスト15

関連情報

山梨県出身の人物一覧
法政大学の人物一覧
山梨県立甲府工業高等学校
法政大学ラグビー部
東芝ブレイブルーパス東京
浦安D-Rocks
中央市

外部リンク

浅原拓真 (@asaharabuzz) - X（旧Twitter）
浅原拓真 (@buzz_asahara) - Instagram
* Takuma Asahara Rugby Union

浅原拓真は、選手としてだけでなく、指導者としてもラグビー界に貢献していくことが期待されています。

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