浅田将汰
浅田 将汰（あさだ そうた）
浅田将汰は2001年4月23日に福岡県飯塚市で生まれた元プロ野球選手。ポジションは投手で、右投右打のスタイルを持っています。彼は、将来有望な選手として注目を集めた存在です。
経歴
プロ入り前
浅田は野球を小学2年生の時に始めました。地元の庄内小学校で庄内ジャガーズに加入し、6年生時には県大会で優勝を果たしました。その後、中学校では飯塚ボーイズに所属し、3年生の時には九州大会でも優勝しました。彼は九州代表として世界大会にも参加するなど、早くから頭角を現しました。
高校は熊本県の有明高等学校に進学し、1年生の夏からベンチ入りし、少しずつエースの座を固めました。特に3年生春の熊本大会では熊本北戦で19奪三振を記録し、一躍注目を集めました。しかし、3年生の夏の熊本県大会では準決勝で熊本工に惜しくも敗れ、甲子園出場は叶いませんでした。
それでも、彼はU-18ワールドカップに日本代表として出場し、南アフリカやオーストラリア戦で投げる機会を得ました。また、非凡な打撃力も持ち合わせており、高校通算29本塁打を記録するなど多彩な才能を見せました。
プロ入り
将来を期待され、2019年9月24日にプロ志望届を提出。10月17日のドラフトでは横浜DeNAベイスターズから7巡目指名を受け、その後11月12日に契約金2090万円、年俸475万円で仮契約を結びました。担当スカウトは篠原貴行でした。
DeNA時代
2020年、浅田はイースタン・リーグで11試合に登板し、3勝2敗、防御率4.09の成績を残しました。しかし、2021年には、春先から右手首のガングリオンの問題や肩甲骨や腹斜筋のケガに悩まされました。7月8日のヤクルト戦での登板時には、3回10失点を記録し、その後シーズン中の公式戦出場は無く、イースタン・リーグでは5試合登板し、0勝3敗、防御率14.74と大きな苦境に立たされました。
2022年は22試合に登板するも、0勝6敗1セーブ、防御率11.92という成績に終わり、10月16日には球団から戦力外通告を受けました。そして、19日に現役引退を決断しました。
選手としての特徴
浅田の特徴は、最速149km/hのストレートに加えて、縦のスライダーなど多彩な変化球を駆使するところにあります。身体能力に恵まれた彼は、将来が非常に楽しみな選手でしたが、怪我に悩まされたキャリアとなってしまいました。
詳細情報
- - 年度別投手成績: 一軍公式戦出場なし
- - 背番号: 54（2020年 - 2022年）
関連項目
外部リンク
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