渡邉大剛

渡邉 大剛 (わたなべ だいごう)

渡邉大剛は、1984年12月3日生まれ、長崎県南高来郡国見町（現在の雲仙市）出身の元サッカー選手で、現役引退後はJFA登録仲介人として活動しています。彼はミッドフィールダーとしてキャリアをスタートしましたが、サイドバックやウィングとしても活躍しました。また、弟にはサッカー選手の渡邉千真や渡邉三城がいます。

来歴

渡邉は小学二年生のころからサッカーを始め、長崎県立国見高等学校に進学した際には、同校が多くのタイトルを勝ち取る時期の主力選手として活躍しました。彼が在籍した2000年から2002年には全国高校サッカー選手権で優勝経験も持っています。

その後、渡邉は2003年に京都パープルサンガ（現・京都サンガF.C.）に入団します。プロ生活の初期には、徐々にトップチームでの出場機会が増えていきましたが、柱谷幸一監督によって右サイドバックにコンバートされた2005年からは出場試合数が減少。J1昇格後の2006年シーズンも同様の状況が続きました。しかし、監督が美濃部直彦に交代すると、渡邉は左サイドハーフとして活躍の場を得て、レギュラーとして定着しました。

2011年、彼は大宮アルディージャへの完全移籍を発表し、同クラブでも活躍を続けます。2016年には韓国のKリーグ・釜山アイパークに移籍し、同年7月にはカマタマーレ讃岐にも加入しました。讃岐での初年度には19試合、次のシーズンには38試合に出場しましたが、2018年には出場機会が減少し、契約満了により退団しました。退団後はJリーグ合同トライアウトに参加しましたが、思うようなオファーは得られず、2019年に現役引退を発表しました。

引退後の2019年5月には、eスポーツイベントに大宮アルディージャのOBとしてゲスト出演し、同時期から選手の代理人としての活動を始めました。具体的には、アスリートのセカンドキャリア支援事業を行うリスタンダード株式会社にブランディングアンバサダーとして加わり、神奈川県社会人サッカーリーグ1部の品川CC横浜にも加入してアマチュア選手として活動しました。2020年には品川CCを退団し、その後はJFA登録仲介人として、柳田佑介が代表取締役を務めるグロボル・フットビズ・コンサルティングでスタッフとして働いています。

所属クラブ

• - 雲仙市立多比良小学校（サッカーを開始）
• - 雲仙市立国見中学校
• - 長崎県立国見高等学校（2000年 - 2002年）
• - 京都パープルサンガ / 京都サンガF.C.（2003年 - 2010年）
• - 大宮アルディージャ（2011年 - 2015年）
• - 釜山アイパーク（2016年1月 - 同年6月）
• - カマタマーレ讃岐（2016年7月 - 2018年）
• - 品川CC横浜（2019年7月 - 2020年12月）

個人成績

高校時代には全国高校総体で優勝やベスト8の成績を修め、その後のプロキャリアでもJ2リーグでの成功を収めました。渡邉大剛は、サッカー選手としてだけでなく、その後のキャリアにおいても多くの人々に影響を与える存在となることでしょう。

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