湖北地域消防組合

湖北地域消防組合について

湖北地域消防組合は、滋賀県長浜市と米原市によって組織された一部事務組合であり、消防業務を共同で遂行しています。この組合は、両市の住民の安全と安心を守るために、消防活動、救急業務、防災対策などを実施しています。

組織概要

2023年現在、湖北地域消防組合は以下のような組織体制となっています。

組合事務所・消防本部所在地: 長浜市平方町1135
管内面積: 931.41平方キロメートル
職員定数: 218人
消防署: 2ヶ所
分署: 2ヶ所
出張所: 6ヶ所


主力機械として、普通消防ポンプ自動車9台、水槽付消防ポンプ自動車5台、はしご付消防自動車1台、化学消防自動車1台、救急自動車11台、指揮車6台、救助工作車2台、水難救助車1台、資機材搬送車2台、査察車2台、人員搬送車1台、人員輸送車1台、業務車10台を保有しています。

沿革

湖北地域消防組合は、以下のような変遷を経て現在の体制に至っています。

2003年（平成15年）10月31日: 湖北地域1市12町を管轄する新消防本部設立の準備のため、「湖北地域消防本部設立委員会」が設置されました。この当時、長浜市、坂田郡、東浅井郡、伊香郡にそれぞれ消防本部が存在していました。
2005年（平成17年）2月14日: 坂田郡の米原町、伊吹町、山東町が合併し、米原市が発足。これにより坂田郡広域行政組合消防本部は坂田広域行政組合消防本部に改称されました。
2005年（平成17年）9月1日: 広域再編協定調印式が挙行されました。
2005年（平成17年）10月1日: 米原市が坂田郡近江町を編入。坂田広域行政組合消防本部が解散し、米原市消防本部が設置されました。
2006年（平成18年）2月13日: 長浜市と東浅井郡の浅井町、びわ町が合併し、新たな長浜市が発足しました。しかし、東浅井郡広域行政組合消防本部の管轄は変わらず。
2006年（平成18年）4月1日: 長浜市、米原市、東浅井郡、伊香郡の各消防本部が統合され、湖北地域消防組合消防本部が発足しました。発足時は、2市6町を管轄し、4つの消防署と6つの出張所体制でした。
2007年（平成19年）3月1日: 高機能消防指令センターが運用を開始し、119番通報の受信と出動指令が統一されました。
2008年（平成20年）4月1日: 米原消防署、東浅井消防署、伊香消防署を分署とし、消防署1ヶ所、分署2ヶ所、出張所6ヶ所体制となりました。
2010年（平成22年）1月1日: 長浜市が東浅井郡と伊香郡の町村を編入。構成自治体が長浜市と米原市の2市となりました。
2010年（平成22年）4月1日: 米原分署を再度米原消防署とし、消防署2ヶ所、分署2ヶ所、出張所6ヶ所体制となりました。
2019年（平成31年）3月15日: 高機能消防指令システムが運用開始されました。
2019年（令和元年）7月11日: 湖北地域消防本部・長浜消防署新庁舎が竣工し、全面供用開始となりました。
2020年（令和2年）10月1日: 消防本部の警防課救急係が救急課となり、5課体制となりました。

組織体制

現在の組織は以下の通りです。

消防本部：総務課、予防課、警防課、通信指令課、救急課
消防署：各消防署は、地域住民の安全を守るために、日夜活動しています。

参考文献

消防統計 湖北地域消防組合・湖北地域消防本部
滋賀県 消防防災年報
滋賀県消防広域化推進計画

外部リンク

* 湖北地域消防組合公式ウェブサイト)




湖北地域消防組合は、長浜市と米原市の広範囲にわたる地域をカバーし、地域住民の安全を守るために、日々活動を続けています。災害時には迅速かつ的確な対応を行い、地域社会の安心・安全に大きく貢献しています。

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