湯河原駅

湯河原駅 (Yugawara Station)

湯河原駅は、神奈川県足柄下郡湯河原町宮下にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）東海道本線の駅です。駅番号はJT20。神奈川県最南端の駅として知られています。

概要

湯河原駅は、湯河原温泉の最寄り駅であり、温泉地へのアクセス拠点として重要な役割を果たしています。特急「踊り子」が一部停車し、観光客の利用も多い駅です。かつては特急「東海」や「スーパービュー踊り子」も停車していました。

東京圏輸送管理システムによる東海道線の進路・信号・案内放送制御は当駅までとなっています。駅の所在地の海抜は30.1mです。

駅舎と駅前広場は、著名な建築家である隈研吾氏が設計を手がけています。

歴史

湯河原駅は、1924年（大正13年）10月1日に熱海線真鶴駅 - 当駅間の開通と同時に開業しました。当初から旅客と貨物の取り扱いを行っていました。

1924年（大正13年）10月1日：熱海線真鶴駅 - 当駅間が開通し、開業。旅客・貨物の取扱を開始。
1925年（大正14年）3月25日：熱海線当駅 - 熱海駅間が開通。
1934年（昭和9年）12月1日：熱海線所属から東海道本線所属に変更。
1982年（昭和57年）11月15日：貨物取扱を終了。有蓋車用の貨物ホームが設置されていた。
1985年（昭和60年）
1月25日：鉄骨造平屋建て駅舎（延床面積144.4m2）に改築。
3月14日：荷物取扱が廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
1995年（平成7年）11月20日：自動改札機を設置し、供用開始。
2001年（平成13年）11月18日：ICカード「Suica」供用開始。
2017年（平成29年）10月1日：駅前広場整備工事が完成。

駅構造

湯河原駅は、島式ホーム1面2線を有する地上駅です。駅舎とホームは地下通路で連絡しています。上下線それぞれに電留線が各1本あり、以前は夜間に翌日の「湘南ライナー」4号に使用される185系が留置されていました。

駅にはSuica対応の自動改札機、指定席券売機、みどりの窓口が設置されています。小田原・伊豆統括センター管理の社員配置駅です。

のりば

番線	路線名	方面	行先
-	-	-	-
1	東海道線	上り	東京・新宿・大宮方面
2	東海道線	下り	熱海・伊東・伊豆方面

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は5,162人です。近年の乗車人員は以下の通り推移しています。

駅周辺

駅周辺には、公共機関、美術館、博物館、神社仏閣、金融機関、医療機関、教育機関などがあります。

公共機関・施設：湯河原町役場など
美術館・博物館・植物園：Various museums and gardens
神社仏閣：Numerous temples and shrines
金融機関・郵便局：Banks, credit unions, and post offices
医療：地域医療機能推進機構 湯河原病院、湯河原中央温泉病院、湯河原胃腸病院
教育：小中学校など

バス路線

湯河原駅からは、箱根登山バス、伊豆箱根バス、東海バス、湯河原町コミュニティバスの路線バスが発着しています。これらのバスを利用して、湯河原温泉や周辺観光地へのアクセスが可能です。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

東海道線
特急「踊り子」一部停車駅（「サフィール踊り子」は通過）
■普通
真鶴駅 (JT19) - 湯河原駅 (JT20) - 熱海駅 (JT21)

外部リンク

駅の情報（湯河原駅）：JR東日本

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