瀬戸大橋記念館

瀬戸大橋記念館：壮大な瀬戸大橋の歴史と絶景を体感

香川県坂出市に位置する瀬戸大橋記念館は、世界最大級の道路鉄道併用橋、瀬戸大橋の建設を記念して設立された博物館です。瀬戸大橋記念公園内にあり、1988年11月、瀬戸大橋架橋記念博覧会閉幕後に開館しました。地上4階建て、建築面積2,778㎡の建物は、山本忠司建築綜合研究所による設計です。

展示内容：瀬戸大橋のすべてを網羅

記念館では、瀬戸大橋の建設に至るまでの歴史的背景から、複雑かつ高度な架橋工事、そして革新的な架橋技術の数々を、分かりやすく解説しています。大型マルチ映像や精巧な模型、パネル展示などを駆使し、瀬戸大橋誕生のドラマを多角的に紹介します。特に、建設過程における技術的困難や克服方法、関係者の努力などは、来館者に深い感動を与えます。

充実の施設：臨場感あふれるシアターと絶景展望台

館内には、迫力満点の映像と音響で瀬戸大橋の魅力を体感できるブリッジシアター（200人収容）や、瀬戸大橋の建設過程をジオラマで紹介するエントランスホールなど、魅力的な展示空間が複数設けられています。それぞれの展示室では、テーマごとに構成された展示が来館者の興味を引きつけます。

そして、何と言っても見逃せないのが屋上展望台です。瀬戸内海に架かるライトアップされた瀬戸大橋と、広大な瀬戸大橋記念公園を一望できる絶景は、多くの人々を魅了する夜景の名所として知られています。昼間は、穏やかな瀬戸内海の風景と瀬戸大橋の雄大な姿を眺めることができます。

アクセスと周辺情報：瀬戸内海の旅の拠点に

瀬戸大橋記念館へのアクセスは、JR坂出駅からバスまたは乗合タクシーで約20分です。周辺には、瀬戸大橋、香川県立東山魁夷せとうち美術館、瀬戸大橋タワー（高さ132m）、沙弥島など、観光スポットが点在しています。瀬戸内海を巡る旅の拠点として、瀬戸大橋記念館を訪れることをお勧めします。

利用情報：気軽に訪れられる無料施設

開館時間は9:00～17:00（入館は16:30まで）、休館日は月曜日（祝日の場合は翌日休館）、年末年始（12月29日～31日）です。GWや夏休み期間中は無休です。入館料は無料なので、気軽に訪れて、瀬戸大橋の歴史と技術、そして絶景を満喫できます。

まとめ：瀬戸大橋を知るための最適な場所

瀬戸大橋記念館は、単なる博物館にとどまらず、瀬戸大橋の偉業を後世に伝える重要な施設です。その壮大な歴史と技術、そして美しい風景を体感できるこの場所を訪れれば、瀬戸大橋に対する理解が深まり、きっと忘れられない思い出となるでしょう。瀬戸内海を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

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