王子エフテックス

王子エフテックス株式会社は、王子グループ機能材カンパニーに属する特殊紙メーカーとして、高度な技術と専門知識を活かし、多様な産業ニーズに応える製品を提供しています。

製品

同社が製造する製品は多岐にわたり、主なものとして以下の6種類が挙げられます。

特殊印刷用紙: 高品質な印刷を可能にする特殊加工を施した用紙で、パンフレットやカタログなど、様々な印刷物に使用されます。
機能紙: 特定の機能を持たせた特殊な紙で、例えば、耐水性や耐油性、耐熱性など、用途に応じた機能が付加されています。
特殊機能紙: より高度な機能を付加した紙で、例えば、電磁波シールド機能や抗菌機能など、特殊な用途に対応しています。
特殊板[[紙]]: 厚みがあり、強度に優れた板[[紙]]で、パッケージやディスプレイなど、様々な用途で使用されます。
フィルム製品: 紙以外の素材であるフィルム製品も製造しており、包装材や保護材など、幅広い用途で利用されています。
ガラス繊維不織布: ガラス繊維を用いた不織布で、断熱材やフィルターなど、様々な産業分野で活用されています。

事業所

王子エフテックスは、本社を中心に、全国に営業所と工場を展開しています。

本社: 東京都中央区銀座に位置し、企業の中心拠点として機能しています。
営業所:
西日本営業所: 大阪府大阪市中央区にあり、西日本エリアの顧客をサポートしています。
中部営業所: 愛知県名古屋市中区にあり、中部エリアの顧客に対応しています。
工場:
江別工場: 北海道江別市に位置し、北海道エリアの生産拠点となっています。
中津工場: 岐阜県中津川市にあり、中部エリアの生産を担っています。
滋賀工場: 滋賀県湖南市に位置し、関西エリアの生産を支えています。
東海工場: 静岡県富士市に複数の製造所を構え、同社の主要な生産拠点となっています。
東海工場製造部
富士製造所
第一製造所
芝川製造所: 静岡県富士宮市に位置しています。

沿革

王子エフテックスの歴史は、複数の製紙会社の合併と統合を経て現在に至ります。

新富士製紙: 1984年に富士加工製紙、芝川製紙、東洋製紙が合併し発足。各社が運営していた工場を引き継ぎました。
安倍川製紙: 1935年に安倍川工業として設立され、後に王子製紙の資本参加を経て安倍川製紙株式会社となりました。2002年に王子製紙の完全子会社となり、同社の安倍川製品営業部を統合しました。
王子エフテックス: 2003年に新富士製紙が安倍川製紙を吸収合併し、富士製紙に社名変更。2004年には王子製紙の特殊紙部門と富士製紙が統合し、王子特殊紙株式会社が発足しました。その後、2012年に現在の王子エフテックス株式会社に社名変更しました。

王子エフテックスは、長年にわたり培ってきた技術と経験を活かし、特殊紙分野のリーディングカンパニーとして、これからも高品質な製品を提供し続けていくことが期待されます。

より詳細な情報や最新の製品情報については、公式サイトをご確認ください。

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