田村円

田村円：幅広い役柄で活躍するベテラン俳優

田村円さんは、1963年11月1日生まれの日本の俳優です。東京都出身で、サレジオ学院高等学校卒業後、1984年にテアトル・エコーに入団しました。2002年11月からは同劇団の映画放送部（現：プロダクション・エコー）に所属し、現在はプロジェクトT・wM代表取締役も務めています。

華麗なる子役時代から現在まで

子役時代は「田村まろし」の芸名で活動していました。数々の作品に出演し、キャリアを着実に積んでいきます。特撮ヒーロー作品への出演が多く、代表作として挙げられるのが仮面ライダーシリーズです。少年仮面ライダー隊員として『仮面ライダー』『仮面ライダーV3』に出演したほか、『仮面ライダーBLACK』では大野勇作役、『仮面ライダーカブト』では刑事役を演じました。

他にも、変身忍者嵐、人造人間キカイダー、キカイダー01など、数多くの特撮作品に出演。その高い演技力で、作品に深みと彩りを加えてきました。

スーパー戦隊シリーズでの活躍

スーパー戦隊シリーズでも、田村円さんの存在感は抜群です。特に『五星戦隊ダイレンジャー』ではザイドス役を演じ、人気を博しました。また、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』、『星獣戦隊ギンガマン』などにも出演しています。

その他の作品

特撮ヒーロー作品以外にも、田村円さんは幅広いジャンルの作品に出演しています。

テレビドラマでは、『土曜ワイド劇場』シリーズや『蒼天の夢～松陰と晋作・新世紀への挑戦～』『ハート』『武蔵 MUSASHI』『永遠の君へ』『連続テレビ小説 ファイト』など、時代劇から現代劇まで様々な作品に出演。NHK大河ドラマにも出演経験があります。

映画では、『五星戦隊ダイレンジャー』、『特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、『僕の彼女とその彼氏（ゆうれい）』などに出演。

さらに、オリジナルビデオや吹き替え、ラジオドラマなどにも出演するなど、活動の幅は多岐に渡ります。舞台演出にも携わっており、『殺人LANDで恋した娘』『フェリスのメタモルフォーゼ』などを演出・プロデュースしています。

確かな演技力と幅広い活動

子役時代から培ってきた経験と確かな演技力、そして多様なジャンルの作品への出演は、田村円さんの魅力の一つです。数多くの作品で、個性豊かな役柄を演じ分け、視聴者や観客を魅了し続けています。

現在も俳優として、またプロジェクトT・wM代表取締役として精力的に活動を続けている田村円さん。今後の活躍にも期待が高まります。

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