畠山健介

畠山健介について

畠山健介（はたけやま けんすけ、1985年8月2日生まれ）は、宮城県気仙沼市で育った元ラグビー選手です。身長178cm、体重115kgで、ポジションはプロップです。彼はその体格と技術から「空飛ぶヨコヅナ」との愛称で親しまれています。これまで日本代表や学生日本代表、高校日本代表として、78キャップを取得しました。

選手時代の経歴

畠山は小学2年生からラグビーに触れ始めましたが、中学時代にはバスケットボールに転向しました。しかし、仙台育英高校に進学してからはラグビーに復帰し、3年連続で全国高校ラグビー大会（花園）に出場しました。特に、1年次にはベスト4、3年次にはベスト8に進出する成果を上げ、高校日本代表やU17日本代表にも選出されました。

卒業後は、早稲田大学のスポーツ科学部に進学し、ラグビー部で活躍しました。1年生の時にはベンチメンバーとして出場し、2年生ではレギュラーの右プロップとして全国大学選手権優勝に貢献しました。その後、清宮克幸監督の下、サントリーに加入し、2011年のラグビーワールドカップ2011では日本代表として全4試合に出場。2015年のワールドカップでも代表に選ばれました。

2016年にはイングランドのニューカッスル・ファルコンズに期限付き移籍しました。その後、2017年に日本ラグビーフットボール選手会の代表理事に就任し、2019年にサントリーを退団しました。ラグビーワールドカップ2019の期間中にはメディアに出演し、解説やコメントを務めました。さらに、同年11月にはアメリカのメジャーリーグラグビーに所属するニューイングランド・フリージャックスへ入団しました。2021年には豊田自動織機シャトルズ愛知に移籍し、2022年に現役引退を発表しました。

畠山の人柄と趣味

畠山は、早稲田大学ラグビー部で先輩の伊藤雄大からアドバイスを受け、指導者としての影響を強く受けた関係にありました。彼のプレースタイルや態度は多くの人に高く評価され、関東学院大学ラグビー部監督の春口廣からも絶賛されています。さらには、彼の人柄や話題性からメディアでも注目され、ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』のヘビーリスナーでもあり、通常ファンのリスナーとしても知られています。

また、畠山は中学時代にはバスケットボール部のキャプテンを務め、同級生には後にフェンシング日本代表となる千田健太やフリーアナウンサーの佐藤千晶がいます。彼はインタビューで初恋の相手が佐藤であったと述べ、多くの人に親しまれています。なお、彼は様々なキャラクターを持ち合わせており、ラジオでは「クソヒゲゴリラ」というあだ名で呼ばれることもあります。

畠山の名言と思考

畠山は「ラグビーは僕にとって言語であり、パスポートだ」と述べたことがあり、彼のラグビーに対する深い思いと熱意を表しています。彼のキャリアや発言からも、ラグビーに対する情熱が伝わってきます。畠山健介という名前は、今後も日本のラグビー界において語り継がれることでしょう。

もう一度検索