皆川治

皆川治（みなかわ おさむ）

1974年10月3日生まれ。山形県鶴岡市出身の政治家、元農林水産官僚。現在、鶴岡市長を二期務めている。

学歴・職歴

鶴岡市で小中学校、鶴岡南高校を卒業後、1997年3月に宇都宮大学農学部を卒業。同年4月に農林水産省に入省。
内閣官房IT担当室、在シカゴ日本国総領事館などに勤務。2014年に農林水産省を退職後、2017年3月まで東北公益文科大学で特任講師を務めた。

東日本大震災とUターン

2011年3月11日、農林水産副大臣秘書官時代に、義父の葬儀で宮城県石巻市に滞在中に東日本大震災に遭遇。この経験をまとめた著書を出版。

霞ヶ関から故郷へのUターン後、地域での活動についてまとめた著書も出版している。

鶴岡市長として

2017年4月、鶴岡市長選挙に出馬を表明。「市民市長」を標榜し、日本共産党、民進党などが支援。

同年の市長選は、衆議院議員総選挙の前哨戦として注目された。元衆議院議員や参議院議員の支援を受け、自民党・公明党が推薦する現職市長を破り、初当選。2017年10月23日、鶴岡市長に就任。

2021年の市長選挙で再選。日本共産党は自主支援の立場を取った。

市政への取り組み

2019年1月から、自身の給与を3割カットする条例が施行された。これは、前市長時代に推進された新文化会館の建設問題が争点となった2017年の市長選で、皆川氏が現職市長とともに公約に掲げていたもの。

2020年には、新型コロナウイルス対策の財源に充てるため、自身と副市長の期末手当を全額カットする条例案を市議会に提出し、可決された。

政治資金問題

2017年の市長選期間中、支援者から現金100万円を受け取りながら、選挙運動費用収支報告書に記載していなかったことが発覚。事実を認め謝罪した。

著書

『被災、石巻五十日。』 国書刊行会、2011年12月。ISBN 978-4-336-05481-4。
『Uターン日記　霞ヶ関から故郷へ』 国書刊行会、2017年3月。ISBN 978-4-336-06156-0。

外部リンク

皆川おさむ 公式web
皆川おさむ後援会 - Facebook
市長の部屋 - 鶴岡市
皆川おさむ - Twitter

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