益子京右

益子 京右 (ましこ きょうすけ)

益子京右は、2000年12月27日に栃木県宇都宮市で生まれたプロ野球選手です。彼は右投右打の捕手として横浜DeNAベイスターズに所属し、若手の中でも注目を集めている選手です。

経歴

プロ入り前

益子は小学校1年生から野球に親しみ、中学時代は軟式野球部でプレーしました。青藍泰斗高校に進学後、1年生の秋から正捕手に抜擢され、3年時には主将を務めました。特に、春の県大会では2本塁打、7打点の活躍をして準優勝に導き、自身も優秀選手に選ばれるなど、存在感を示しました。高校通算で23本塁打を記録し、その強肩が注目されました。

2018年のプロ野球ドラフトでは、横浜DeNAベイスターズから5位指名を受け、契約金3000万円で仮契約を交わしました。彼は背番号32を背負い、プロの世界での第一歩を踏み出しました。

DeNA時代

プロ入り後の2019年シーズンは、一軍での出場はありませんでしたが、二軍では打率.247、1本塁打、13打点という成績を残しました。身体のケアを重視してリハビリに取り組む中で、筒香嘉智から体調管理のアドバイスを受け、食事面でも工夫をしました。

2020年も一軍出場は叶わず、二軍での打率は.220。翌2021年には、トレーニングを徹底することで怪我をしにくくなり、ついに10月に一軍に昇格しました。その初出場では、対中日ドラゴンズ戦で先発捕手として3人の投手を完封に導く快挙を達成。プロにおける重要なマイルストーンとして位置づけられました。

2022年は初めて一軍キャンプメンバーとして選ばれましたが、その後のオープン戦で二軍に降格する事態に。数回の一軍登録を経ては離脱し、シーズンを通じては打率.211で終えました。

2023年シーズンは開幕から二軍での成長を見せました。打率.324という好成績を残し、一時的に一軍昇格も果たしましたが、わずか1試合の出場に留まりました。それでも、二軍では70試合出場し打率.248を記録し、徐々に成長を見せています。

選手としての特徴

益子京右は、33本塁打を過去に記録しており、特に二塁への送球が最速1.72秒という強肩が彼の大きな武器です。今後、さらなる活躍が期待されています。

記録と将来

益子は2021年の対中日戦での初出場を皮切りに、着実に経験を積んでおり、これからの成長が楽しみです。目指すは横浜DeNAベイスターズの中心選手として、チームを支える存在となることです。

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