相模原市農業協同組合

相模原市農業協同組合について

相模原市農業協同組合（JA相模原市）は、神奈川県相模原市中央区に本店を構える農業協同組合です。管轄地域は相模原市内で、城山町、津久井町、相模湖町、藤野町を除いたエリアです。組合員は28,286名、職員数は576名（2018年2月末現在）で、この組織は地域の農業の発展を支える重要な役割を担っています。

沿革

相模原市農業協同組合の起源は1948年8月に遡ります。当初、高座郡相模原町には8つの農業協同組合と田名畜産農業協同組合が設立されました。1954年には市制が施行され、相模原市が成立。その後、1963年には相模大野農業協同組合を除く7つの農業協同組合と田名畜産農業協同組合が合併し、相模原市農業協同組合が設置されました。1980年には相模大野農業協同組合と合併し、地域内の協同組合が一本化されました。

事業内容

この組合では、主に以下の事業が展開されています：

1. 信用事業（JAバンク）
- 金融機関コードは5159です。地域の農業者や市民に対する金融サービスを提供しています。

2. 共済事業（JA共済）
- 農業者を対象とした保険サービスを行い、万が一の事態に備えます。

3. 経済事業
- 販売事業、購買事業、観光事業が含まれ、地域経済の活性化を目指しています。

4. 営農・生活・相談事業
- 農業経営や生活全般に関する相談に応じることで、地域の農業環境を支えています。

店舗情報

相模原市農業協同組合は、いくつかの支店を通じて地域の農業者や市民にサービスを提供しています。主な店舗は以下の通りです：

• - 本店
• - 新磯支店
• - 麻溝支店
• - 上溝支店
• - 田名支店
• - 大沢支店
• - 旭支店
• - 大野支店
• - 渕野辺支店
• - 相原支店
• - 中央支店
• - 麻溝台支店
• - 相模大野支店
• - 東林間支店
• - さがみ夢大通り支店

関連会社

相模原市農業協同組合は、1972年に設立された「くみあい商事株式会社」を持ち、不動産事業を営んでいます。この会社は組合が100%出資しており、地域の経済活動に貢献しています。

その他の情報

相模原市は2006年3月20日に津久井郡津久井町と相模湖町を合併し、2007年3月11日には城山町と藤野町も統合しました。この合併に伴い、旧津久井郡の4町は神奈川つくい農業協同組合の管轄下に置かれています。しかし、相模原市農業協同組合と津久井郡農業協同組合との合併協議は、双方の事業における構成員の違いや活動の調整が難航し、2014年に断念されました。

このように、相模原市農業協同組合は地域の農業を支えるために長い歴史を持ち、様々な事業を展開しつつ地域社会に寄与している団体です。

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