知野直人

知野直人選手のプロフィールと経歴

基本情報

知野直人（ちの なおと）は1999年2月16日生まれ、新潟県三条市出身のプロ野球選手で、現在は横浜DeNAベイスターズに所属する内野手です。右投げ右打ちの選手であり、速さと巧みな守備が強みです。

プロ入り前の経歴

知野選手は小学3年生から野球を始め、中学校では三条リトルシニアでプレーしました。福島県にある聖光学院高等学校に進学後、野球にも力を入れていましたが、周囲の期待に応えられず、3年生の夏にはベンチ外となってしまいました。その後、通信制高校に転校し、高校卒業資格を取得しましたが、野球への情熱を再燃させ、新潟に戻って地元のチームでプレーする決心を固めました。

BCリーグ・新潟アルビレックスBCの活躍

2017年、知野選手は新潟アルビレックスBCに練習生として入団し、同年7月には選手契約を結びます。元プロ選手の草野コーチから指導を受け、才能が開花した彼は、28試合に出場し打率.350、4本塁打、21打点、8盗塁という好成績を上げました。2018年には69試合に出場し、打率.279、7本塁打、45打点、28盗塁を記録。この活躍が評価され、同年のドラフトで横浜DeNAベイスターズから6位指名を受けました。

DeNAでのプロ生活

DeNAに入団後の2019年は一軍デビューを果たせず、二軍で85試合に出場、打率.203という成績でした。2020年も同様に一軍出場はありませんでしたが、二軍ではレギュラーとして活躍し続けました。

2021年、ついに一軍昇格を果たし、4月24日に初出場。その後は安打を重ね、特に5月26日には本塁打を記録しました。さらに後半戦では再昇格を果たし、約40試合に出場しました。2022年の春季キャンプでは好調を維持し、開幕一軍を果たしたものの、開幕戦ではミスが続いてしまいました。それでも二軍では好成績を残し、月間MVPを受賞しました。

2023年はオフシーズンに打撃フォームの改造に取り組み、キャンプには一軍で迎えましたが、オープン戦では結果が出ず、二軍に降格。しかし、6月には好調を維持し、二軍で月間MVPにも選出されました。再昇格後も徐々に出場機会を得て、重要な場面での役割を果たしています。

選手としての特徴

知野選手は、50メートル走5秒8の俊足を持ち、走攻守に優れた内野手です。その打撃フォームは独自であり、バットを上段に構えるスタイルが特徴的ですが、入団後にはさらに豪快なフォームに改良しています。また、打撃スタイルは名選手の中村紀洋を参考にしています。今後のさらなる成長が期待される選手です。

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