石川界人

石川 界人 (いしかわ かいと)

プロフィール

• - 生年月日: 1993年10月13日
• - 出身地: 東京都文京区
• - 所属事務所: ステイラック

経歴

石川界人は、小学5年生の時に学芸会で『ガンバの大冒険』を上演し、その経験から演技への興味を持ち始めました。その際、アクシデントに見舞われたものの、先生や保護者から讃えられ、その後の演劇活動へと繋がりました。

中高一貫校に進学し、演劇部に入部しますが、大半の部員が女子という環境の中、演技を磨いていきました。デビュー後、先輩から「役を生きる」という言葉に感銘を受け、より一層演技に対する情熱を強めました。アニメでは『ゼロの使い魔』をきっかけに深夜アニメにのめり込み、その流れで『涼宮ハルヒの憂鬱』を観た時に、声優の杉田智和の演技に心を打たれました。

声優を職業とする決意をしたのは高校1年生のころ。両親の反対を受けつつも、熱心に説得した結果、声優養成所に通うことを許可されました。入所する際には、自らアルバイトをし、学費を賄いました。父の「子供を応援した方が良い」という言葉を今でも尊敬と感謝の念で語っているほど、その影響は大きかったのです。

2012年に『あの夏で待ってる』でアニメデビューを果たし、2013年には『翠星のガルガンティア』で初の主役を演じました。2014年には第8回声優アワードの新人男優賞を受賞し、同年3月には助演男優賞も受賞しています。これらの評価は彼の演技力を広く知らしめることとなりました。

2022年2月に所属事務所がマネジメント事業を終了したため、ステイラックへ移籍しました。2023年には声帯ポリープ手術を受けて1ヶ月の休養をとりましたが、6月には劇場版『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』の舞台挨拶で復帰を果たしました。

人物

石川は生野菜や酢の物、果物が苦手で、趣味はサウナやゲーム、PCです。特にサウナには週5～6回通うほどで、これは先輩声優の浪川大輔からその魅力を教えてもらったことがきっかけです。好きなスポーツはスノーボードで、小学校では野球、中学ではテニスと体操に打ち込みました。アニメも大好きで、特に第1話から観続けた作品には『XXXHOLiC』があります。大学で受講した声楽の授業がきっかけで声楽に興味を持ったことも彼の多才さを表しています。

影響を受けた作品としては、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウの吹き替え版が挙げられます。また、声優としての道を進む理由には父親の存在が大きいと語っており、休日は公園を歩きながら植物や風景の写真を撮ることも楽しんでいます。座右の銘は「全力先進」とのことで、前向きな姿勢が伺えます。

さらに、石川は『僕のヒーローアカデミア』に出演したことでバイクやエンジンに興味を持ち、ヤマハ発動機のファンになったことも、彼の多趣味な一面を示しています。

出演作

石川界人はアニメ、劇場アニメ、OVAなど多岐にわたり、幅広いキャラクターを演じています。主な出演作品は以下の通りです：

• - テレビアニメ: `ハイキュー!!` (影山飛雄)、`ワンパンマン` (ジェノス)、`盾の勇者の成り上がり` (岩谷尚文) など。
• - 劇場アニメ: `君の名は。` (高木真太)、`青春ブタ野郎シリーズ` (梓川咲太) など。
• - ゲーム: `刀剣乱舞` (歌仙兼定)、`ファイアーエムブレム` シリーズ (ディミトリ) など。

彼の多才な演技と深いキャラクター理解は、多くのファンに支持されており、今後の活躍にもますます期待が寄せられています。

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