神7

神7（かみセブン、かみなな）

神7はAKB48グループにおける特別な用語で、選抜総選挙で上位7位に入ったメンバーたちを指します。この言葉は、ファンや関係者の間で盛んに使われ、選挙結果による人気や影響力を反映しています。

概要

神7の概念は、2009年の第1回選抜総選挙から始まりました。当初は、その年に7位以内に入った7人の特定のメンバーを指し、これを「神7入り」と呼ぶようになりました。第1回と第2回の選抜総選挙では、順位には変動があったものの、上位7名は同一のメンバーが占めていました。しかし、2011年の第3回選抜総選挙では、板野友美が8位に下がり、柏木由紀がその順位に入ったことで「神7崩し」という言葉も誕生しました。これ以降、神7は選抜総選挙における上位7人のメンバーを指す標準的な用語となり、さらには「神8」という表現も見られるようになりました。

メンバー

初代神7は2010年の第2回選抜総選挙において、前田敦子、大島優子、篠田麻里子、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美の7名です。このメンバーは、元々「スカひら7」として知られ、インディーズのシングル「スカート、ひらり」の選抜メンバーから生まれました。この流れが、神7概念の発展に寄与しています。

特に小嶋陽菜は、初代神7の重要なメンバーであり、彼女の卒業コンサートでは彼女たちの代表曲も披露されました。また、2017年に渡辺麻友が卒業し、初代神7全員がグループから離れることになりました。

歴代メンバーの影響

歴代の選抜総選挙では、様々なメンバーが神7に名を連ねてきました。特に、指原莉乃やSKE48の松井珠理奈と松井玲奈の登場は、AKB48以外のグループからのメンバーの影響力を象徴しています。フルに神7として活動していた時期やメンバー交代の影響は、ファンの間で大きな話題となりました。

活動・プロモーション

神7メンバーとして知られる人々は、様々な媒体でのプロモーション活動も行い、その影響力を持つことから、雑誌の表紙やCMなどに頻繁に起用されています。特に2014年から2016年にかけて、ディップ社の「バイトル」の広告キャンペーンに参加したことが記憶に新しいです。これらの活動は、メンバー個々の魅力だけでなく、グループ全体のブランドイメージにも寄与しています。

神7という言葉は、AKB48においてメンバーの選挙結果というだけではなく、その後のキャリアや影響力、ファンとの関係性を示す重要な指標となっています。このように神7は、AKB48グループの歴史と進化を語る上で欠かせない要素です。

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