神戸ストークス:歴史と挑戦の軌跡
神戸ストークスは、B.LEAGUEに所属するプロ
バスケットボールチームです。
兵庫県初のプロ
バスケットボールクラブとして誕生し、幾多の変遷を経て、現在の姿に至ります。その歴史は、挑戦と成長の連続でした。
誕生から西宮時代へ
2010年、JBL2への参入を目指し「株式
会社アスリートグリーン兵庫」が設立されました。チーム名は公募により「兵庫ストークス」に決定。初代監督にはBT・テーブス氏が就任し、県出身選手を中心にチームが編成されました。
2015年には、本拠地を
西宮市に移転し、「西宮ストークス」と改称。新たなスタートを切りました。しかし、B1昇格を目指すも、B2での戦いが続きます。
神戸への帰還、そして新たな挑戦
2023年、チームは再び
神戸市を本拠地とし、「神戸ストークス」として新たな歴史を刻み始めました。チームスローガンは「TOUGHNESS」から「一意戦心 -FIGHT FOR KOBE-」へ。神戸の地で、B1昇格、そしてその先にある目標を目指します。
チームスローガンと地域貢献
「ALL GREEN」をクラブスローガンに掲げ、地域に根ざした活動を重視しています。地域貢献活動「STORKS CONEST」では、「水」と「子ども」をテーマに河川敷の清掃やクリニックなどを実施しています。
歴代の主な選手とスタッフ
数々の選手とスタッフがチームに貢献してきました。初期にはテーブス監督の下、ウィリアム・ナイト選手が圧倒的な存在感を示し、JBL2で得点王、ブロック王に輝きました。西宮時代には、高橋哲也監督、天日謙作ACの下、B2優勝を果たし、B1昇格を決めました。
ユニフォームとスポンサー
ユニフォームは、長年「IN THE PAINT」がサプライヤーを務めていましたが、2020年からは「hummel」、そして2023年からは「PASS THE ROCK」がサプライヤーとなっています。多くのスポンサーがチームを支え、共に地域を盛り上げています。
ホームアリーナ
長年、
西宮市立中央体育館をホームアリーナとして使用していましたが、2024年4月には新たな本拠地となるGLION ARENA KOBEがオープン。こけら落としには、プレーオフも含めたB2最多入場者数を動員しました。
マスコット
初代マスコットは
コウノトリをモチーフにした「ビクトリくん」。その後、「ストーキー」が登場し、親しまれてきました。2023年からは、
神戸芸術工科大学の学生がデザインした2代目「ストーキー」がチームを盛り上げています。
成績
B2リーグでは、2016-17シーズンに優勝を果たしましたが、B1リーグでは苦戦が続いています。B2降格後、再びB1昇格を目指し、日々努力を重ねています。
メディア
サンテレビ、
ラジオ関西、Kiss FM KOBEなど、多くのメディアでチームの情報が発信されています。試合の模様や選手のインタビューなど、様々なコンテンツが楽しめます。
神戸ストークスは、常に挑戦を続け、地域と共に成長していくチームです。今後の活躍に、ますます目が離せません。