神戸信用金庫

神戸信用金庫：地域とともに歩む歴史と信頼

神戸信用金庫は、兵庫県神戸市中央区に本店を置く、地域密着型の信用金庫です。1933年9月22日、有限責任信用組合神戸金庫として設立されて以来、約90年にわたり、神戸の経済発展を支え、地域社会に貢献してきました。

当初は有限責任信用組合としてスタートした神戸金庫は、1950年に中小企業等協同組合法に基づき改組され、1951年には信用金庫法に基づき、現在の「神戸信用金庫」へと生まれ変わりました。その後も、地域経済の変化やニーズに柔軟に対応しながら、発展を続けてきました。1967年には須磨信用金庫との合併により、事業規模を拡大し、より広範囲な地域へのサービス提供を可能にしました。

近年では、顧客ニーズの変化に対応するため、商品・サービスの充実にも力を入れています。2010年には、改正貸金業法の施行に合わせ、カードローンとフリーローンの商品リニューアルを行いました。従来の商品である「福の神」「新クイックローン」「フリーローン」は廃止され、より利便性が高く、顧客にとって使いやすい商品が導入されました。また、同年には子育て世帯を支援する「子育て応援定期」の販売を開始するなど、地域社会への貢献をさらに積極的に行っています。

神戸信用金庫は、時代の変化に柔軟に対応する姿勢も特徴です。その一例として、キャッシュカードへの生体認証方式の導入が挙げられます。生体認証キャッシュカードは、不正利用のリスクを軽減し、顧客の資産を守る上で重要な役割を果たしています。当初は更新料が必要でしたが、現在は無料で更新できるようになり、顧客にとってより利便性の高いサービス提供を目指しています。有効期限は5年です。

神戸信用金庫は、単なる金融機関としてだけでなく、地域社会に貢献する存在として、これからも地域住民や中小企業を支え、発展に寄与していくことでしょう。その歴史と信頼は、神戸の街に深く根付いています。これからも、地域社会とともに歩み、発展を続ける神戸信用金庫の動向に注目したいです。

主な沿革

1933年9月22日：有限責任信用組合神戸金庫設立
1950年4月：中小企業等協同組合法に基づき改組
1951年10月：信用金庫法に基づき、神戸信用金庫となる
1967年9月：須磨信用金庫と合併
2010年6月：石川遼定期発売、カードローンとフリーローンのリニューアル
2010年8月：子育て応援定期発売

特色

地域密着型の信用金庫として、長年にわたり地域経済の発展に貢献
中小企業や地域住民を幅広くサポートする金融サービスを提供
キャッシュカードへの生体認証導入など、セキュリティ対策にも注力
時代のニーズに対応した商品・サービスの開発と提供に積極的

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