神戸町立図書館

神戸町立図書館の概要

神戸町立図書館は、岐阜県安八郡の神戸町にある公共の図書館です。この図書館は1995年6月4日に開館し、開館以前は中央公民館内に図書室が存在していました。館舎は鉄骨を基本とした平屋建てで、一部には鉄筋コンクリートが用いられています。オープン当時から今まで使用されている建物には、約1922㎡の建物面積と1719㎡の延床面積があります。1994年5月に着工し、そして1995年3月に完成しました。図書館の蔵書数は、2019年度末時点で78,492冊に達しています。

施設の特徴

神戸町立図書館は、さまざまなコーナーが用意されており、利用者の多様なニーズに応えています。具体的には、一般コーナー、児童コーナー、AVコーナー、持ち込みPCコーナー、さらに多目的ホール、和室および洋室の会議室も備えています。また、別棟には鉄道模型展示室があり、ここでは約790点の鉄道模型やジオラマの展示が行われています。

この鉄道模型展示室は、特に人気であり、偶数月の第3日曜日にはボランティアの指導のもと、幼児や小学生低学年向けの鉄道模型運転体験が実施されます。このようなイベントは、親子で楽しむことができ、地域の子どもたちにとって大変貴重な体験になるでしょう。

利用時間と休館日

図書館の開館時間は、通常の平日が9:00から17:00となっていますが、夏季期間中の平日は19:00まで延長されます。また、会議室や多目的ホールは朝9:00から夜21:00まで利用可能です。休館日は月曜日および休日の翌日、図書館の整理日（毎月最終金曜日）、年末年始（12月29日から1月4日まで）、特別整理期間がありますので、利用の際には注意が必要です。

貸出の概要

利用者は図書館の蔵書を最大10点まで借りることができ、貸出期間は14日間です。ただし、視聴覚資料であるCDやDVDは貸出不可となっており、館内での利用に限られています。このような貸出システムは、利用者が必要な情報を手軽に得られるよう工夫されています。

アクセス

神戸町立図書館は、公共交通機関を使ってもアクセスが容易です。養老鉄道の北神戸駅から徒歩約2分、名阪近鉄バスの井田バス停からは徒歩約20分で到着します。また、JR東海の東海道本線や養老鉄道、樽見鉄道の大垣駅からは「大野バスセンター」行きのバスに乗ることができます。自動車でのアクセスは、東海環状自動車道の大野神戸ICから県道53号を西へ進み、「北一色東」交差点を北上するコースが便利です。

周辺施設

図書館周辺には、神戸町立北小学校や北幼稚園も併設されており、地域の教育機関としても重要な役割を果たしています。また、近くには鉄道駅もあり、多くの利用者がこの地域の便利さを享受しています。このように神戸町立図書館は、知識を追求する場だけでなく、地域コミュニティとしても活用されているのです。

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