福井大学教育学部附属特別支援学校

福井大学教育学部附属特別支援学校

福井県福井市八ツ島に位置する福井大学教育学部附属特別支援学校は、小学部、中学部、高等部を擁する国立の特別支援学校です。本校は、個々の生徒のニーズに合わせた教育を提供することに重点を置いており、地域社会との連携も積極的に行っています。

歴史

1961年、福井大学学芸学部附属小学校に特殊学級が設置されたことが、本校の始まりです。その後、1965年には福井大学教育学部附属中学校にも特殊学級が設置されました。1971年、両特殊学級を統合し、「福井大学教育学部附属養護学校」として正式に開校。小学部と中学部が設置されました。

その後、1973年には現在地に移転し、新校舎が竣工しました。1993年には日常生活訓練施設が完成し、教育環境の充実を図り、1999年には「福井大学教育地域科学部附属養護学校」に名称変更されました。2004年の国立大学法人化を経て、2007年には学校教育法改正に伴い「福井大学教育地域科学部附属特別支援学校」と改称されました。2014年には校舎改修工事と地域交流棟の竣工が完了し、さらに2016年には学部名改称に伴い、現在の「福井大学教育学部附属特別支援学校」となりました。2021年には日常生活訓練施設のトイレ改修工事が完了しています。このように、本校は創立以来、教育環境の整備や教育内容の充実を継続的に行ってきました。

教育の特徴

本校は、生徒一人ひとりの個性を尊重し、その能力を最大限に引き出す教育を目指しています。少人数教育や個別指導を積極的に行い、生徒が安心して学校生活を送れるよう、きめ細やかなサポート体制を整えています。また、地域社会との連携を強化し、地域活動への参加やボランティア活動を通して、社会性や協調性を育む機会を提供しています。

制服

日本の国立[[学校]]、そして福井県の学校としては珍しい形態ですが、本校では、小学部、中学部、高等部を問わず、制服や体操服などの規定品は一切ありません。そのため、生徒は私服で通学できます。

アクセス

本校へのアクセスは、公共交通機関と自家用車、いずれも可能です。

京福バス: 16系統（川西・三国線）「福大附属特別支援学校」バス停下車。ただし、朝の福井駅行きと夕方の福井駅発の便のみ運行しています。
えちぜん鉄道: 三国芦原線 八ツ島駅より徒歩約900メートル。
* 車: 北陸自動車道 福井北ICより、国道416号経由で約25分。

まとめ

福井大学教育学部附属特別支援学校は、歴史と伝統を誇る国立の特別支援学校です。長年の経験と実績を基に、生徒一人ひとりの成長をサポートし、豊かな人間性を育む教育を展開しています。最新の設備と充実した教育環境、そして地域社会との連携により、生徒たちが将来社会に羽ばたいていけるよう、教育活動に力を入れています。

もう一度検索