福岡赤十字病院

福岡赤十字病院の概要

福岡赤十字病院は、福岡県福岡市南区大楠に設立された医療機関で、日本赤十字社福岡県支部が運営しています。この病院は、ICUとしても利用される4床を備えており、地域医療の重要な役割を果たしています。

沿革

1947年12月に日本赤十字社の福岡事務所が開設された際、同時に福岡診療所も設立されました。そして1952年には福岡赤十字病院と改称され、1958年には福岡赤十字高等看護学院が設立され、1976年にはその名称が福岡赤十字看護専門学校に変更されました。

1983年には「たんぽぽ学級」として病弱児のための学級が開校され、多様なニーズに対応する姿勢が見られました。1999年には福岡県地域災害医療センターとして指定され、地域の災害医療にも貢献しています。2002年には福岡赤十字看護専門学校が閉校され、2012年には新しい病院棟が稼働しました。

診療科目

福岡赤十字病院では、以下の診療科が設置されています。

• - 内科（呼吸器、膠原病、循環器、消化器、肝臓、糖尿病、腎臓、脳・血管内科）
• - 外科（心臓血管、整形、脳神経、形成外科）
• - 精神科
• - 小児科
• - 皮膚科
• - 泌尿器科
• - 産婦人科
• - 眼科
• - 耳鼻咽喉科（現在は休診中）
• - リハビリテーション科
• - 放射線科
• - 麻酔科
• - 救急科
• - 歯科及び歯科口腔外科
• - 病理診断科

また、看護部や薬剤部、検査部なども充実しており、医療の安全と質の向上を図っています。

医療機関の指定

病院は、様々な医療機関の指定を受けており、以下のような役割も担っています:

• - 保険[[医療機関]]
• - 労働者災害補償保険法指定医療機関
• - 生活保護法による医療扶助指定医療機関
• - 専門的な検診や医療支援を行うための指定医療機関など

このように、福岡赤十字病院は地域における医療の中核をなす存在であり、多岐にわたる医療サービスを提供しています。

アクセス

交通面については、西鉄天神大牟田線の西鉄平尾駅または高宮駅から徒歩10分ほどでアクセス可能です。また、天神からのバスや博多駅からのバス利用でも簡単に訪問できます。「日赤前」バス停も利用できます。さらに、病院の周辺には226台を収容できる駐車場が完備されており、自家用車でのアクセスも便利です。

このように、福岡赤十字病院は地域住民の健康を支えるために、多様なサービスを展開している重要な医療機関です。

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