福知山シネマ

福知山シネマ

福知山シネマは、京都府福知山市の広小路商店街にある映画館です。シマフィルムによって運営されており、2つのスクリーンを有しています。

沿革

福知山シネマの前身は、1953年に開館した福知山第一映画劇場に遡ります。その後、1986年には福知山東宝劇場・福知山スカラ座の2スクリーン体制となりましたが、2006年に両館は閉館しました。そして2007年、シマフィルムによって福知山シネマが開館し、現在に至ります。

データ

所在地: 京都府福知山市東中ノ町28-1
アクセス: JR山陰本線・京都丹後鉄道宮福線福知山駅から北東に徒歩10分
座席数:
シネマ1: 146席（2007-2012）、134席（2013-）
シネマ2: 135席（2007-2012）、120席（2013-）
運営会社: シマフィルム株式会社（2007-）
支配人: 志摩敏樹（2007-2012）、細川龍作（2013-）

歴史

前身の映画館

福知山における映画館の歴史は古く、1953年には松竹座、福知山第一日活館、福知山第二日活館の3館が存在していました。1960年には福知山松竹、福知山外映劇場、福知山駅前東映、福知山第一映画の4館が存在し、いずれも500席から700席程度の座席を有していました。

しかし、1960年代後半には福知山外映劇場が閉館し、1970年には福知山松竹座、福知山駅前東映劇場、福知山第一映画劇場の3館体制となります。さらに1970年代には福知山松竹座が閉館し、1979年には福知山駅前東映、福知山東宝第一劇場の2館のみとなりました。1982年頃には福知山駅前東映が閉館し、福知山の映画館は東宝第一映画劇場の1館のみとなります。

1986年頃には福知山東宝劇場と同じ建物・同じフロアに福知山スカラ座が開館し、邦画は福知山東宝劇場、洋画は福知山スカラ座というすみ分けが行われていました。しかし、2006年2月、運営会社の関西共栄興行は福知山東宝劇場と福知山スカラ座を休館させました。

福知山シネマの誕生

福知山東宝劇場・福知山スカラ座の跡地を譲り受け、2007年8月4日、映画会社のシマフィルムによって福知山シネマが開館しました。開館初日の上映作品は、シネマ1が『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』と『名探偵コナン 紺碧の棺』、シネマ2が『選挙』『かぞくのひけつ』『ヒロシマナガサキ』などでした。

2008年には、シマフィルムは舞鶴市の舞鶴八千代館の経営権も取得しました。2011年5月18日にはデジタルシネマに対応してリニューアルオープンし、2012年3月には兵庫県豊岡市の豊岡劇場が一旦閉館したため、北近畿の映画館は一時福知山シネマと舞鶴八千代館のみとなりました（豊岡劇場は経営者が変わり2014年12月再開館）。同年5月25日には3D上映も開始されました。

2014年5月には、シマフィルムが隣接する施設を改修し、「まちのば」として舞台や35mm映写機などを備えたコミュニティスペース、ブックカフェなどをオープンさせ、映画上映以外の活動も展開しています。

外部リンク

公式ウェブサイト
多目的スペース「まちのば」
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* 福知山シネマ (@Fukuchinema) - X（旧Twitter）

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