秋奈るい

秋奈 るい（あきな るい）

秋奈るいは、宝塚歌劇団の宙組に所属する男役であり、宙組の副組長も務めています。彼の生まれは大阪府箕面市で、学歴は百合学院高等学校を卒業しています。身長は169cmで、愛称は「なっつ」です。

来歴

秋奈は2009年に宝塚音楽学校に入学し、2011年に97期生として卒業しました。入団試験では15位の成績を収め、星組公演「ノバ・ボサ・ノバ／めぐり会いは再び」で初舞台を踏みました。その後、2012年に宙組に配属され、様々な舞台でその才能を発揮しています。

2023年6月12日には、宙組の副組長に就任し、組の運営にも関与する立場となりました。

主な舞台

初舞台

• - 2011年4 - 5月: 星組『ノバ・ボサ・ノバ』『めぐり会いは再び』（宝塚大劇場）

組まわり

• - 2011年7 - 10月: 月組『アルジェの男』『Dance Romanesque（ダンス ロマネスク）』

宙組時代

• - 2012年4 - 7月: 『華やかなりし日々』『クライマックス』
• - 2012年8 - 11月: 『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 - 新人公演にてケンプ役を演じる
• - 2013年1月: 『逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース』（ドラマシティ・日本青年館）
• - 2013年3 - 6月: 『モンテ・クリスト伯』『Amour de 99!!-99年の愛-』

この他にも彼は、2000年代中頃から2020年代にかけて多数の作品に参加しており、そのレパートリーは広範囲にわたります。特に目立つ役柄としては、2015年の『王家に捧ぐ歌』での新人公演エチオピアの戦士役や、2016年の『エリザベート-愛と死の輪舞（ロンド）-』での黒天使役などがあります。

2018年には『WEST SIDE STORY』において、アンクシャス役を演じる機会も得て、これまでの舞台経験を活かしたパフォーマンスを見せています。

近年では、2023年3月から6月にかけて『カジノ・ロワイヤル〜我が名はボンド〜』、また2023年7月から8月には『大逆転裁判』に出演するなど、活動の幅を広げています。さらに、2024年には新作『Le Grand Escalier-ル・グラン・エスカリエ-』と『MY BLUE HEAVEN-わたしのあおぞら-』が予定されています。

結び

秋奈るいはその活躍を通じて、多くのファンに支持され続けている宝塚歌劇団の素晴らしい男役の一人です。彼の舞台での表現力や多彩さは、観客の心をつかむ魅力を持っています。彼の今後の舞台活動にも期待が寄せられています。

もう一度検索