稲葉実

稲葉 実（いなば みのる）

稲葉 実は、日本の俳優および声優で、1951年11月8日に静岡県に生まれました。彼は賢プロダクションに所属し、声優としてのキャリアを1970年代にスタートさせ、その後も多くの作品で活躍しています。

来歴

静岡県立相良高等学校を卒業後、彼はぐるーぷえいと、ぷろだくしょんバオバブ、九プロダクションに在籍し、早くからその才能を認められました。声種はハイバリトンであり、多くのジャンルのキャラクターを演じることができる幅広い表現力が特徴です。アニメ、吹き替え、ナレーションなど、多岐にわたる媒体で活躍してきました。

役柄や人物像

稲葉氏は、演じるキャラクターの幅が広く、やさしげな父親や威厳のある上司、恐ろしげな敵の親玉、さらにはちょっと間抜けな悪役など、多彩な役どころをこなします。観る人に親しみを与える親しみやすさと、時にはシリーズの敵役として恐ろしさを感じさせる演技が特に評価されています。趣味は海釣りで、オフの時間には自然と触れ合うことを楽しんでいます。

主な出演作品

テレビアニメ

稲葉 実は、数多くのアニメに声を提供しています。以下は彼がメインキャストとして関わった著名な作品の一部です。

• - ポールのミラクル大作戦（1976年）
• - ヤッターマン（王子A、客など、1977-1978年）
• - 家なき子（1978年）
• - ドラえもん（テレビ朝日版第1期、1979-2004年）
• - 科学忍者隊ガッチャマンII（ギャラクター隊長など、1978年）
• - 新・ど根性ガエル（1981年）
• - 鉄腕アトム（第2作、1980年）
• - のびのびノンちゃん（ノンちゃんのお父さん）など。

他にも多くの作品で重要なキャラクターを担当しており、彼の声質は独特であり、しばしば視聴者を惹きつける要因となっています。

劇場アニメとOVA

彼は劇場アニメやOVAにも広く関与しています。

• - 機動戦士ガンダムシリーズや忍者ハットリくんなど、代表的作品は数多など。
• - ドラえもん のび太の夢幻三剣士（1994年、隊長役）もあり、様々なキャラクターの声を演じることで知られています。

吹き替えや映画作品

稲葉実は吹き替えも多くこなしており、アメリカのドラマや映画にも頻繁に登場しています。特にスタートレックシリーズではクワーク役を通じてその名を広め、他にも多くの権威ある作品で声を担当しています。

結びにかえて

稲葉実のキャリアは豊富で、その演技力はアニメからドラマ、映画、ナレーションに至るまで多岐にわたります。彼の声は数多くの作品によって私たちの記憶に息づいており、今後も引き続き新たな挑戦を続けることでしょう。彼の多才で温かみのある声は、これからも多くのファンを魅了し続けるに違いありません。

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