空のオカリナ

「空のオカリナ」は、岩男潤子が1996年2月21日にポニーキャニオンからリリースした2枚目のシングルです。前作「シャッターチャンスの連続」から約11ヶ月ぶりのリリースとなり、岩男潤子のソロデビュー後、数多くの楽曲提供を行うことになる谷山浩子が作詞・作曲を担当したことで話題となりました。

この楽曲は、NHKの音楽番組『みんなのうた』で1996年2月から3月にかけて放送され、多くの視聴者に親しまれました。岩男潤子にとっては初の『みんなのうた』出演となり、その透明感のある歌声が楽曲の持つファンタジックな世界観と見事に調和し、印象的な映像と共に楽曲の魅力を引き立てました。

『みんなのうた』で放送された際のアニメーションは、小堤一明が制作を手掛けました。楽曲の持つ優しくもどこか切ない雰囲気を、温かみのある映像で表現し、楽曲の世界観をより一層深めることに貢献しました。

作詞・作曲を手掛けた谷山浩子自身も、1996年に発売したアルバム『しまうま』にて「空のオカリナ」とカップリング曲の「ハーブガーデン」をセルフカバーしています。谷山浩子ならではの独特な感性で表現されたセルフカバーバージョンも、原曲とはまた違った魅力を持っています。

収録曲

1. 空のオカリナ
2. ハーブガーデン
3. 空のオカリナ（オリジナル・カラオケ）
4. ハーブガーデン（オリジナル・カラオケ）

「空のオカリナ」は、谷山浩子の叙情的な歌詞と美しいメロディー、そして岩男潤子の透明感あふれる歌声が織りなす、心温まる名曲です。アニメーションと共に、多くの人々の記憶に残る作品と言えるでしょう。

外部リンク
* ポニーキャニオンの商品情報 - ウェイバックマシン（2016年3月6日アーカイブ分）

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