立岡宗一郎

立岡 宗一郎のプロフィール

立岡 宗一郎（たておか そういちろう、1990年5月18日生まれ）は、熊本県の芦北町出身のプロ野球選手で、現在は読売ジャイアンツに所属する外野手です。彼は右投左打のスタイルで、特に俊足と巧打が魅力です。

経歴

プロ入り前

立岡選手は、芦北町立田浦中学校で投手としてプレーし、熊本県大会で優勝、九州大会で準優勝を果たしました。中学時代には、130km/hを超える球速を記録する驚異的な才能を見せ、陸上短距離でも優秀な成績を残しています。鎮西高等学校へ進学すると、松井稼頭央選手への憧れから外野手に転向し、1年次の春からベンチ入りを果たします。3年次には主将を務め、県大会で優勝を経験しましたが、全国大会出場は叶いませんでした。彼の高校通算には、28本の本塁打や110mの遠投が含まれ、2008年のドラフトでは福岡ソフトバンクホークスから2位で指名されました。

ソフトバンク時代

立岡選手は2009年にソフトバンクに入団しますが、一軍での出場はできず、61試合に出場し、打率は.222にとどまりました。2010年には一軍初昇格を果たしますが、翌日には再び登録抹消となりました。その後、2012年に読売ジャイアンツへトレードで移籍しました。

巨人時代

巨人へ移籍後、最初は怪我に悩まされましたが、2013年には二軍で良好な成績を残し、5月には一軍に上がります。この年は46試合に出場し、打率.203を記録しました。2014年は出場機会が減少し、2015年には再び中堅手のスタメンに定着し、打率.304を記録して飛躍の年となりました。その後も途切れがちな出場時間ながら、2020年には入籍を報告し、2022年にはプロ14年目で初となるサヨナラ本塁打を記録しました。

2023年にはリハビリを経て実戦復帰。秋季キャンプにも参加し、首脳陣からの期待が寄せられました。2024年には二軍戦で打率.256と好成績を収め、5月21日に一軍登録されました。

選手としての特徴・人物

立岡選手はその俊足と巧みな打撃に加え、高い身体能力を持つ選手です。年齢を重ねても、短距離走のタイムが向上している点に注目が集まります。自らの強みである足を武器としてアピールし、チームに貢献する姿勢が見られます。趣味は釣りで、ソフトバンク時代には釣り同好の馬原選手や川﨑選手に弟子入りを志願したエピソードもあります。野球以外でも興味を持つ彼の姿は、選手としての成長のみならず、人間的な魅力も引き立てています。

背番号と記録

立岡選手の背番号はこれまで様々変わりましたが、2024年には新たに23番を背負いました。彼の成長と記録は今後のプロ野球界でも注目されることでしょう。

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