競馬伝説Live!

競馬伝説Live!（けいばでんせつらいぶ）

『競馬伝説Live!』は、ジークレストが開発・運営するオンライン競馬シミュレーションゲームです。1997年から続く「競馬伝説」シリーズの第4作にあたり、プレイヤーは馬主として競走馬の生産・育成を行い、オンラインレースで他のプレイヤーと競い合います。

ゲームの概要

本作は、現実世界の1日がゲーム内での1週間に相当し、52週間（約1年）で1シーズンが経過します。プレイヤーは、所有する競走馬を調教し、レースに出走させて勝利を目指します。当初は月額課金制でしたが、後に基本プレイ無料となり、月額課金（プレミア会員）とアイテム課金が導入されました。

Yahoo!モバゲー版とニコニコアプリ版はブラウザゲームとして提供されており、一部仕様が異なっています。

プレイヤー数

2011年1月には累計登録数が100万人を突破したと発表されました。ただし、複数アカウントを持つユーザーもいるため、実際のプレイヤー数はこれよりも少ないと考えられます。

過去のGIレースにおける投票数（1アカウント1票）を参考にすると、おおよそ1万5千人から1万7千人程度のプレイヤーがアクティブに参加していた時期があったことが伺えます。

プレイヤー層は30代から40代の社会人が中心です。2008年時点での売上高は約5000万円/月であり、ジークレストの収益の約50%を占めていました。

サーバー

サーバーはそれぞれ競馬場に由来する名前が付けられています。

βテスト時から存在: ロンシャン、アスコット、エプソム、チャーチルダウンズ、ナド・アルシバ、大井
2006年開設: ニューマーケット、シャティン、東京、阪神
2007年11月開設: 中山、京都、札幌
2008年6月開設: 新潟、中京
2009年
3月11日開設: 小倉、福島
6月10日開設: 函館
11月25日開設: 川崎
2010年8月4日開設: 笠松
2012年5月30日開設: ベルモントパーク

新規サーバーが過剰に作られた時期もあり、1サーバーあたりの人口は減少傾向にあります。

沿革

2004年
9月16日: クローズドβテスト開始
11月9日: オープンβテスト開始
2005年
1月13日: 正式サービス開始
11月1日: 基本料金無料化
12月21日: アイテム課金開始
2006年2月16日: 有料カード伝説登場
2007年
3月7日: 「限界突破」「蹄鉄」システムの実装
11月7日: ハンゲームでのサービス開始
2008年6月2日: 「個性」「アビリティ」の概念を追加
2009年8月19日: 携帯電話・スマホからのモバイル調教機能を実装
2010年
9月21日: Yahoo!モバゲー版のサービスを開始
12月9日: ニコニコアプリ版のサービスを開始
2012年11月15日: Yahoo!モバゲー版のサービスを終了
2013年2月28日: ニコニコアプリ版のサービスを終了

ゲームシステム

馬主レベル

レースで経験値を獲得すると馬主レベルが上がり、管理できる頭数が増えたり、施設を拡張できたりするなど、ゲームプレイが有利になります。レベル10に到達するには、オープンクラスのレースで勝利する必要があります。

馬主会

プレイヤー同士でグループを組むシステムです。最大64人まで所属でき、馬主会内で種牡馬を公開したり（種付けはプレミア会員のみ）、チャットやBBSを利用したりできます。馬主会レベルに応じて様々な特典が得られます。

調教

芝、ダート、ゲート練習、ウッドチップ、坂路、プール、併せの7種類があり、1日に2回まで行えます。1日1回、餌カードを使用できます。

2007年3月には、併せ調教が独立した調教となり、馬の能力の限界値を上昇させる「限界突破」が発生するようになりました。

アビリティ

2008年6月のアップデートで導入されたシステムです。調教時に、馬の能力に影響を与える「アビリティ」を習得することがあります。

生産

仔馬は、種付けを行った翌日に2歳馬として誕生します。種牡馬は、現役時にGIレースで勝利していればサーバー全体に、それ以外の場合は馬主会内に公開できます（他のユーザーの種牡馬を利用するにはプレミア会員になる必要があります）。

レース

毎日20時（土曜1R）から23時50分（日曜12R）まで、10分おきにレースが開催されます。出走登録は4日前から前日まで可能です。レースをリアルタイムで観戦するには、発走3分前までに入室する必要があります。

フリーレース

プレイヤーが自由にレース部屋を作成し、他のプレイヤーと対戦できるモードです。5人以上でレースを行うと、ランダムでカードを獲得できます。

その他

ゲーム内には、プレイヤーをサポートしてくれる様々なキャラクターが登場します。また、3000種類を超える豊富なカードが存在し、ゲームを有利に進めることができます。

問題点

馬券のオッズが一部不自然になっている
アイテムショップのランキングが更新されていない
地方カード伝説の出現カードが下方修正されている
一部のカードで表示が異なっていた
同一競走に同じ騎手が複数参戦する

外部リンク

競馬伝説Live!‐公式ホームページ
ハンゲームによる公式ホームページ'>競馬伝説Live!‐ハンゲームによる公式ホームページ
競馬伝説Live!運営チーム公式ブログ「けいでん!」'>競馬伝説Live!運営チーム公式ブログ「けいでん!」

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