竹田愛里

竹田愛里：確かな実力と幅広い活躍で魅せるベテラン声優・女優

竹田愛里（たけだ あいり）さんは、1962年10月28日生まれの東京都出身の声優、舞台女優です。国立音楽大学音楽学部を卒業した高い音楽性と表現力で、長年にわたり第一線で活躍を続けています。

彼女のキャリアは声優としてスタートしました。数多くのアニメ作品に出演し、個性豊かなキャラクターを演じ分けています。代表作には、人気シリーズ『金田一少年の事件簿』（茅杏子、斑目緑、葉多野春菜の母役など）、国民的人気アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』（第4作、房子役）、コメディタッチの『逮捕しちゃうぞ』（シンディ役）などがあります。これらの作品において、彼女はそれぞれのキャラクターに命を吹き込み、視聴者から高い評価を得ています。他にも『BLUE SEED』、『鬼神童子ZENKI』、『キューティーハニーF』、『ロードス島戦記-英雄騎士伝-』、『神風怪盗ジャンヌ』など、幅広いジャンルのアニメーション作品に参加。その演技力は、子供向け作品からシリアスな作品まで、様々な作品で発揮されています。

さらに、OVA『創竜伝』や吹き替え作品にも参加しており、『恐竜家族』ではママ役を演じました。アニメーションだけでなく、1986年には教育番組『理科教室小学校3年生』に出演するなど、彼女の活動は多岐にわたっています。

近年は舞台での活動が中心となっています。劇団21世紀FOXに所属し、長年にわたり数々の舞台作品に出演。2004年には『森乃女学院千一夜物語〜青い時代の娘たち〜』に出演し、2016年には劇団21世紀FOX無期限活動休止前の最終公演である『デンガラガッタ デンガラガッター』にも出演しました。その後は劇団BLUESTAXIに移籍し、『終（つい）のすみか』、『家族日和』（2019年予定）などに出演するなど、舞台女優としても高い評価を得ています。

幼少期から培ってきた音楽の才能も、彼女の演技の幅を広げる大きな要素となっています。特技にはピアノ、童謡、古典イタリア歌曲を挙げており、これらのスキルは、作品に深みと奥行きを与える上で役立っていると言えるでしょう。趣味はドライブとカントリーグッズ収集と、プライベートも充実させている様子が伺えます。

B型という血液型からも、彼女の自由奔放で多才な人柄が感じられます。声優、舞台女優として、そして一人の女性として、これからも彼女の活躍に目が離せません。彼女の今後の活動にも期待が高まります。

もう一度検索