第2次スーパーロボット大戦Z

第2次スーパーロボット大戦Z

『第2次スーパーロボット大戦Z』は、バンダイナムコゲームスのバンプレストレーベルよりリリースされたシミュレーションRPGです。このタイトルは、スーパーロボット大戦シリーズの生誕20周年を記念する作品で、人気キャラクターたちが多元的な世界で繰り広げる壮大な戦いを描いています。

この作品は、2部作から成り、前編の『破界篇』は2011年4月に、後編の『再世篇』は2012年4月に発売されました。キャッチコピーは、破界篇が「“破界”せよ、この混沌たる時代を。」、再世篇が「“再生”せよ、この混沌たる世界を。」です。

概要

『第2次スーパーロボット大戦Z』は、シリーズの一環として提供されるもので、前作『スーパーロボット大戦Z』の続編として位置づけられています。本作はPSPに完全新作として登場し、据え置き機から携帯機への移行での新たな試みも含まれています。アニメーションや戦闘シーンにおいても高い品質を維持し、読み込み時間の短縮が図られました。

本作は、前編の破界篇が全50話、後編の再世篇がプロローグ3話と本編60話から構成され、それぞれ独立した物語が展開します。特に、破界篇は初回生産限定版として、ストーリーのダイジェストを収録した小冊子なども同梱されました。

あらすじ

破界篇

物語は、20年前の大時空震動によって並行世界が融合した多元的な歴史の中から始まります。この新しい地球には「ブリタニア・ユニオン」、「AEU」、「人類革新連盟」という三大国家が存在し、未だテロや紛争が続いています。主人公のクロウ・ブルーストは、高額の報酬に惹かれ、対次元獣用の機動兵器「ブラスタ」のテストパイロットとして様々な勢力と連携し、国連の特別国際救助隊ZEXISを結成します。

ZEXISは、次元獣との戦いを通じて、未知の敵「ガイオウ」とその悪党たちと対峙し、インペリウムへの反撃を開始します。

再世篇

破界事変から1年後、平和が戻ったと思われた世界には、依然として暗雲が立ち込めていました。地球連邦が樹立されるも、その背後では反乱が続いています。主人公クロウの再びの活躍が期待され、ZEXISとZEUTHは再結成されともに新たな敵と向き合うことになります。今度は、次元獣だけでなくかつて滅ぼされた聖王国インサラウムの脅威が立ちはだかり、彼らは新たな戦いに挑みます。

参戦作品

本作には多岐にわたるロボットアニメが参戦しており、初参戦の作品が多数起用されています。破界篇では34作品、再世篇では40作品が登場し、その中には『コードギアス 反逆のルルーシュ』や『機動戦士ガンダム』シリーズといった人気作も含まれています。

システム

『第2次スーパーロボット大戦Z』では、エースボーナスや連続行動、特定の条件下で強化パーツが入手できるエンブレムシステムなど、独特なシステムが導入されています。前作からの参戦キャラクターには、今作特有の新要素が組み込まれており、プレイヤーには新たな戦略を提供します。

結論

『第2次スーパーロボット大戦Z』は、豊富なキャラクターと深いストーリー、洗練されたゲームシステムを備えたシミュレーションRPGであり、長年のファンはもちろん、新たなプレイヤーにも楽しめる内容となっています。ロボットアニメの魅力を最大限に引き出すこの作品は、今後も多くの支持を集めるでしょう。

もう一度検索