篠原常一郎

篠原常一郎のプロフィール

篠原常一郎（しのはらじょういちろう）は、1960年7月に東京都で誕生した日本のジャーナリストであり、軍事・政治評論家として活動しています。彼は大学卒業後、日本共産党に入党し、その専従職員として多くの経験を積むことになります。彼の筆名である「古是三春」やロシア名「フルンゼ・ミーシャ」は、彼の軍事に関する執筆活動に利用されています。

経歴

篠原は、中央大学附属高等学校を卒業後、大学受験に失敗し一時的に家業を手伝うことになります。1979年に日本共産党に入党し、その後は党の教育部門での活動を経て、国会議員の秘書としての役割を担いました。特に、1995年から2003年にかけては、名だたる国会議員の秘書として幅広い経験を積み、党の政策判断に影響を与えました。

2001年の川辺川ダムに関する運動に従事し、その後、党の方針に従い数々のプロジェクトに参加します。しかし、最高幹部の不正行為を批判したことが理由で2004年に党から除籍されます。その後は民主党の政策秘書として新たな道を歩み始めました。

軍事評論家としての活動

篠原は、主に旧共産圏の軍事事情や兵器技術に関する著作を多数残しています。北東アジアの安全保障問題についての独自の視点を持っており、各種媒体に寄稿しています。彼の執筆は『軍事研究』や『丸』など専門誌にも多く掲載されており、その知識と視点は高く評価されています。同時に、佐藤優からは、日本共産党への複雑な感情を抱いているとの評も受けています。

最近の活動と論争

近年では、小室圭や秋篠宮家に関する問題に積極的に関与し、特に金銭トラブルを追及する姿勢が注目されました。2021年には告発状を提出するも、具体的な証拠不足により、不起訴となり、その後の不服申し立ても行いましたが、最終的には不起訴処分が支持される結果となりました。

また、2020年に旧統一教会系のイベントでの講演では「チュチェ思想」の浸透について語り、その内容がメディアでも大きな反響を呼びました。

出版活動とメディア出演

篠原は著作も多く、軍事に関する書籍を多く出版している他、メディアにも頻繁に登場し、ラジオ番組やYouTubeチャンネルで政治や軍事についての見解を発信しています。

彼の作品には『日本共産党噂の真相』や、共著での軍事大百科などがあり、今もって影響力を持つ作家の一人として認識されています。

このように篠原常一郎は、広範な経験と専門知識を持つジャーナリストであり、今後の日本の言論界においても注目される存在です。

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