縁寿

縁寿のプロフィール



縁寿（えんじゅ）は、1965年11月20日生まれの日本の活動弁士で、現在は「斎とう組」に所属しています。東京都出身の彼女は、早くから演技の世界に触れ、様々な舞台で活躍してきました。特に、1981年に町田高校の定時制に入学すると同時に、劇団ひまわりに入団し、小さい魔女のヒロイン役を務めるなど、その才能を発揮しました。この劇団での活動を通じて、演技力を磨き、3年間で数々の舞台に出演しましたが、1988年に退団しました。

演技経験とキャリアのゼロ年代初期



1990年代に入ると、縁寿は日本魔術団の一員として伝統的な「水芸」のアシスタントやネタっことしても注目を集めました。この時期に身につけた技術やパフォーマンスによって、彼女の活動の幅は広がり、演技だけでなく多面的な才能を発揮することになります。

2000年、鶯谷にある東京キネマ倶楽部で行われた弁士オーディションに合格し、ようやく活動弁士としての道を歩み始めることになりました。翌年の2001年1月、リリアン・ギッシュ主演の映画「散りゆく花」にて「斎藤裕子」名義で正式に弁士デビューを果たします。この作品を皮切りに、彼女は多くの映画の弁士としての活動をスタートさせました。さらに、2002年には「あるぽらん」に出演し、池袋新文芸坐で阪妻映画祭に参加しながら、定期的なライブ活動を行うなど、彼女の名声は確立されていきました。

卓越した才能と多彩な活動



2003年には国生裕子との自主公演「チャップリンキッド」を成功させ、新たな一歩を踏み出します。また、2004年には新高輪プリンスホテルでお正月ライブを開催し、池袋・新文芸坐での「名匠・小津安二郎」においても活弁を披露し、独自のスタイルを確立しました。これにより、活動弁士としての新境地を開拓したのです。

名前の変更と新たな章の始まり



2018年の元旦、縁寿は名前を「斎藤裕子」から「縁寿」に改名し、所属組織の名称も「斎とう組」へ変更しました。この改名は、新たなスタートを意味し、彼女の活動にはさらなる成長と期待が寄せられています。

メディア出演



縁寿はテレビにも出演しており、NHKの「BSプレマップ新作海外ドラマシリーズ」やテレビ朝日の「銭形金太郎」など、多岐にわたるメディアにその姿を見せています。活動弁士としての活動に加え、彼女の演技力や魅力を視聴者へ届ける機会は増えています。

公式リンク




彼女の活動は今なお続いており、多くのファンに愛される活動弁士として、今後の活躍が期待されています。

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