群馬県総合スポーツセンター

群馬県総合スポーツセンター

群馬県総合スポーツセンターは、群馬県前橋市に位置する充実した屋内競技施設コンプレックスです。この施設は1981年に群馬県総合体育センターとして開設され、1982年にはあかぎ国体の会場としても使用されました。その後、1996年にぐんまアリーナとふれあいグラウンドの完成を受け、現在の名称に改称されました。また、2001年にはぐんま武道館が、続いて2002年にはぐんま武道館弓道場がオープンし、さらに魅力的なスポーツ施設となりました。

敷地面積は約219,000平方メートル、延床面積は約50,000平方メートル、建築面積は約35,000平方メートルという広大な施設で、さまざまなスポーツイベントや練習に対応しています。特に、2010年にはALSOK群馬株式会社がぐんまアリーナの命名権を取得し、「ALSOKぐんまアリーナ」として新たなブランドが加わりました。更には、2015年には群馬県総合スポーツセンター全体の命名権も取得し、現在は「ALSOKぐんま総合スポーツセンター」として広く親しまれています。

施設概要

群馬県総合スポーツセンターには、以下の主要施設があります。

本館

本館は鉄筋コンクリート造の3階建てで、延床面積は4,604平方メートルです。ここには管理事務所や図書資料室、特別会議室、展示室、スポーツルーム、研修室、問診室、検査室など、多目的に利用できる施設が整っています。

ぐんまアリーナ（ALSOKぐんまアリーナ）

アリーナの面積は約3,664平方メートルで、固定席3,225席と移動席2,208席を備えています。さまざまなイベントや競技が行われる中心的な施設です。

サブアリーナ（ALSOKぐんまサブアリーナ）

面積は1,512平方メートルで、大小さまざまなイベントに対応可能です。

アイリーナ（ALSOKぐんまアイスアリーナ）

延床面積5,387平方メートルで、観覧席は2,132席あります。アイススケートやホッケーなど、多様なアイススポーツの利用が可能です。

ぐんま武道館（ALSOKぐんま武道館）

大道場は1,470.3平方メートルの広さを持ち、1,410席の固定席を備えています。さらに、3つの道場があり、それぞれに異なるサイズと機能を持っています。

ぐんま武道館弓道場（ALSOKぐんま武道館弓道場）

近的射場が12人、遠的射場が6人分あり、弓道の練習や試合に特化した施設です。

テニスコート（ALSOKぐんまテニスコート）

砂入り人工芝コートが16面あり、加えてクラブハウスも併設されています。

伊香保リンク

群馬県総合スポーツセンターには、もう一つの重要な施設として「群馬県総合スポーツセンター伊香保リンク」が存在します。これは渋川市伊香保町にあるスケートリンクで、1967年に開設されました。1993年には世界スプリントスピードスケート選手権大会が開催され、多くの注目を集めました。ただし、1999年に経営の問題で一時閉鎖され、その後県に移管されて現在の名称となりました。近年では、伊香保リンクの存続が議論の対象となっており、競技力向上の必要性が指摘されつつも経営の厳しさが課題とされています。

このように、群馬県総合スポーツセンターは多様なスポーツ施設を有し、地域のスポーツ振興に寄与しています。

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