羽田慎之介

羽田 慎之介（はだ しんのすけ）

羽田慎之介は、2003年12月25日生まれ、埼玉県所沢市出身のプロ野球選手です。埼玉西武ライオンズに所属する左投手であり、左打ちの打者でもあります。彼の選手としてのキャリアは、早くから注目を集めており、その才能や将来性が大いに期待されています。

経歴

プロ入り前

羽田は小学2年生から荒幡ライオンズで野球を始め、泉ホワイトイーグルスで6年生の時には埼玉西武ライオンズジュニアチームに名を連ねました。その後、山口中学校時代に東練馬シニアに所属し、G杯で準優勝を果たします。高校は八王子学園八王子高等学校に進学し、1年生からチームに参加しましたが、2年生の秋の大会中に左肘に怪我を負い、長期間のリハビリを余儀なくされました。

3年生の春季大会では、制限された条件での登板ながら149km/hの速球を記録し、その後の夏の大会では痛みが再発し、登板は果たせないまま敗退してしまいます。全国高等学校野球選手権西東京大会でも最後の打者として出場しましたが、結果的にはプロ志望届を提出することとなります。2021年10月11日のドラフト会議で、埼玉西武ライオンズから4位で指名を受け、契約金4000万円、年俸600万円で入団しました。背番号は43です。

西武時代

2022年にはイースタン・リーグでデビューし、最初の登板で151km/hを記録しましたが、防御率は7.04と苦しみました。2023年にはイースタン・リーグでの成績が改善され、防御率2.15を記録したものの、後半は左肩の痛みで登板が限られました。シーズン終了後は10月のみやざきフェニックス・リーグから復帰しました。

2024年には、開幕から二軍で好成績を収めた後、5月には一軍に昇格。プロ初登板では中継ぎとして投球し、次に迎えた福岡ソフトバンクホークス戦ではプロ初先発を果たしましたが、制球に苦しむ結果となりました。

選手としての特徴・人物

羽田は身長192cmの大型投手であり、その姿は著名な投手ランディ・ジョンソンを思わせるものです。彼のストレートは最速157km/hを誇り、スライダーやフォーク、チェンジアップ、カーブ、カットボールなど多彩な変化球も投げることができます。幼少期から西武ファンだった彼は、実家からベルーナドームが近く、地元のチームへの愛着が強いとされています。

詳細情報

• - 初記録

- 初登板：2024年5月14日、北海道日本ハムファイターズ戦（エスコンフィールドHOKKAIDO）で1回1失点（自責0）
- 初ホールド：2024年6月26日、同じく北海道日本ハムファイターズ戦で無失点
- 初先発：2024年7月2日、福岡ソフトバンクホークス戦で3回2失点

• - 背番号：43（2022年 - ）

羽田慎之介選手は、左投手としての成績を積み重ねながら、さらに成長を続けています。彼の今後の活躍に多くのファンの期待が寄せられています。

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