舞木駅

舞木駅（もうぎえき）は、福島県郡山市舞木町字平に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）磐越東線の駅です。その読み方の難しさから、難読駅として広く知られています。

歴史

舞木駅は、1914年（大正3年）7月21日に舞木駅（もうきえき）として開業しました。その後、1950年（昭和25年）1月16日に読み方が（もうぎえき）に改称されました。

1972年（昭和47年）9月1日には貨物の取り扱いが廃止され、1984年（昭和59年）2月1日には荷物の取り扱いも廃止されました。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となりました。

1989年（平成元年）3月11日には、磐越東線全線でのCTC化に伴い無人化されました。ただし、乗車券の発売は郡山駅から派遣された駅員によって継続されましたが、1993年（平成5年）3月19日に郡山駅からの駅員派遣が中止され、完全な無人駅となりました。

2009年（平成21年）3月14日からは、ICカード「Suica」の利用が可能となり、利便性が向上しました。2016年（平成28年）4月1日には、三春駅の業務委託化に伴い、管理駅が郡山駅に変更されました。2024年（令和6年）10月1日には、えきねっとQチケのサービスが開始される予定です。

駅構造

舞木駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。列車交換が可能な構造となっていますが、定期列車による列車交換は行われていません。そのため、原則として駅舎側のホームに列車が停車します。互いのホームは、いわき方の構内踏切で連絡しています。

現在は郡山駅が管理する無人駅となっており、乗車駅証明書発行機（自動精算機対応）と簡易Suica改札機が設置されています。

のりば


利用状況

「福島県交通年鑑」によると、2000年度（平成12年度）から2004年度（平成16年度）にかけての1日平均乗車人員の推移は以下のとおりでした。








駅周辺

舞木駅周辺には、以下の施設があります。

舞木郵便局
福島県理工専門学校
国道288号
福島県道298号阿久津舞木停車場線
* 福島交通「舞木駅前」停留所

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■磐越東線

三春駅 - 舞木駅 - 郡山駅

舞木駅は、地域の足として、また、Suicaの利用やえきねっとQチケの導入により、ますます便利になることが期待される駅です。

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