舞浜アンフィシアター

舞浜アンフィシアターの詳細

舞浜アンフィシアターは、千葉県浦安市の東京ディズニーリゾート内に位置する多目的ホールで、2008年10月にオープンしました。この施設は、東京ディズニーリゾートの一部として、さまざまなイベントや公演が行われる重要な場所です。

概要と歴史

舞浜アンフィシアターはその名の通り、ひな壇式の客席を持つ大きなホールです。この形式は観客が舞台を見やすくするためにデザインされています。もともと、この場所にはシルク・ドゥ・ソレイユ専用劇場として「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」が存在しており、2008年に新しいシアターがオープンする形で生まれ変わりました。その背景には、シルク・ドゥ・ソレイユとの提携による独自のレジデント・ショー「ZED」がありました。

「ZED」は2008年にグランドオープンし、多くの観客に愛される公演となりましたが、2011年に発生した東日本大震災の影響で公演が中止され、最終的に同年の12月に終了が決定しました。この時期、シアターは経済的な挑戦に直面し、シルク・ドゥ・ソレイユとの契約を解消せざるを得ませんでした。

その後、舞浜アンフィシアターは新たに多目的ホールとしての役割を担うことになり、2012年に一般公開が再開されました。これにより、シアターの名称も変更され、シルク・ドゥ・ソレイユのロゴは壁から取り除かれました。

現在の活動

舞浜アンフィシアターは、その後多様なパフォーマンスやイベントに利用されています。特に、2022年10月からは劇団四季によるディズニーミュージカル『美女と野獣』のロングラン上演が開始され、これにより新たな観客を魅了しています。劇団四季は、東京ディズニーリゾート内でのミュージカル上演は初めてとなり、新たなランドマークとして注目を集めています。

施設情報

舞浜アンフィシアターの総事業費は約140億円で、客席数は2170席、地上7階建てで構成されています。建築面積は約5,400m2、延床面積は約14,000m2に及びます。この大規模な施設は、快適な観劇体験を提供するために設計されています。

アクセス

舞浜アンフィシアターへのアクセスは、大変便利です。最寄り駅はディズニーリゾートラインの「リゾートゲートウェイ・ステーション」で、ここから徒歩約8分で到着します。また、JR京葉線の舞浜駅からは徒歩約10分の距離にあります。バスを利用する場合、東京ベイシティバスの各系統が「オリエンタルランド本社前」や「運動公園前」に停留所があり、徒歩約5分でアクセス可能です。さらに、首都高速湾岸線の舞浜入口や浦安出入口からも便利に訪れることができます。

舞浜アンフィシアターは、その多様な公演機能と容易なアクセスが相まって、観客に愛される空間であり続けています。今後も様々なイベントが企画され、多くの人々に感動を与えることでしょう。

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