茂呂田かおる

概要

茂呂田かおる（もろた かおる）は、1971年9月26日生まれの日本の女性声優です。彼女は東京俳優生活協同組合に所属し、大阪府出身です。旧芸名は茂呂田和江（もろた かずえ）として活動していました。

経歴

茂呂田は1991年に勝田声優学院の第9期生として卒業し、1994年には俳協ボイスアクターズスタジオの第4期生になります。俳協からマウスプロモーションに移籍し、その後再び俳協に戻る形で活動を続けています。彼女は多彩な声と演技力を駆使し、様々なアニメ作品に出演してきました。

人物

彼女の声種はメゾソプラノで、特徴的な大阪弁を用いることが多いです。茂呂田は幅広いキャラクターを演じており、その中には子どもから大人まで、さらには人外の存在まで多岐にわたります。

主な出演作品

茂呂田かおるは多くのテレビアニメに出演しており、特に以下の作品で顕著な存在感を放っています。

• - 『行け!稲中卓球部』（1995年）：声役として数多くのキャラクターを演じました。
• - 『名探偵コナン』（1997年 - 2023年）：中山和美や加藤知美など、多様な役を担当しています。
• - 『クレヨンしんちゃん』（2001年 - 2022年）：鬼瓦カンナ、深谷マチコ、しょうこおねいさんとして知られています。
• - 『犬夜叉』（2000年）：女妖怪の声を担当。
• - 『忍たま乱太郎』（2002年 - 2024年）：北石照代やその他のキャラクターとして出演。

テレビアニメ以外にも、劇場版アニメやOVA、ゲーム、ドラマCDなど、数多くのメディアで活躍しています。

劇場作品

劇場アニメにおいてもその存在感を発揮しています。例えば、『逮捕しちゃうぞ the MOVIE』では林綾音を演じ、『劇場版 幻想魔伝 最遊記 Requiem』では李厘の声を担当しました。これらの作品からも彼女が多様な役をこなす実力派であることがうかがえます。

ゲームとドラマCD

茂呂田かおるはゲーム作品にも多数参加しており、特に『あすか120%』シリーズや『怪盗アプリコット』、『こみっくパーティー』などでプレイヤーに強い印象を与えています。また、ドラマCDやその他の音声メディアでもその声の魅力を発揮しています。

声のキャリア

彼女の声は多くの映画やアニメで吹き替えとしても使用されています。たとえば、映画「赤い標的」やアニメ「ヘラクレス」などに参加し、その演技力が高く評価されています。特に、子供向けから大人向けまで幅広い世代に対応できる声を持つことから、多くのプロジェクトで重宝されています。

結論

茂呂田かおるは、彼女の多彩な演技力と独特の声が際立つ、日本の声優界の重要な存在です。今後の彼女の活動に目が離せません。

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