茨城ロボッツ

茨城ロボッツについて

茨城ロボッツ（Ibaraki Robots）は、茨城県水戸市とつくば市をホームタウンにするプロバスケットボールチームです。運営は株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメントが行い、チームは2013年7月に「つくばロボッツ」として設立されました。現在、B1リーグの東地区に所属しています。

概要

チームは2013-2014シーズンからナショナル・バスケットボール・リーグ（NBL）に参加しましたが、2016-2017シーズンからはBリーグに移行しています。ホームタウンは水戸市であり、そこにマザータウンの那珂市、つくば市、日立市やフレンドリータウンの神栖市、牛久市が含まれています。チーム名の「ロボッツ」は、つくば市が「ロボットの街」として知られることに由来しています。チームカラーは「いばらきブルー」と呼ばれる茨城県のシンボルカラーに加え、つくば市の特産品である福来みかんにちなんだ「つくばオレンジ」が使われています。

チームロゴとユニフォーム

ロゴは近未来的なデザインで、スピード感が表現されています。また、バスケットボールチームであることが直感的に理解できるシンプルな形状にも配慮されています。このロゴは2016年のチーム名称変更に合わせて導入されました。ユニフォームスポンサーには、VAYoreLAがサプライヤーとして、様々な企業が前面や背面にロゴを掲示しています。

マスコットとチアダンスチーム

チームのマスコットは「ロボスケ」と呼ばれており、明るい性格を持っています。彼は水戸黄門の助さんからインスパイアを受けており、得意なプレーはフリースローです。デザイナーは株式会社ロボ・ガレージの高橋智隆氏です。
また、公式チアダンスチーム「RDT」は、試合やハーフタイムの盛り上げを担当しており、「ROBOTS DANCE TEAM」の略称が用いられています。

ホームアリーナ

2019年に新設された「アダストリアみとアリーナ」がチームのホームアリーナです。このアリーナは、B1リーグの基準を満たす5000席を有しており、2019年4月6日に行われた初戦では、5041人の観客が訪れ、B2リーグの最多入場者記録を打ち立てました。

歴史

ロボッツ設立の前には、つくば市におけるデイトリックつくばが存在しましたが、2013年に新たなチームとしてロボッツが誕生しました。2013-14シーズンの開幕戦は苦戦したものの、翌週の兵庫戦では94-91で初勝利を挙げました。以降も連勝や大型連敗を繰り返しながら、シーズンを乗り越えました。その後のシーズンは、運営法人の変更や選手の入れ替えを経て、Bリーグ昇格へとつながりました。

Bリーグでの挑戦

Bリーグに移行してからは、成績の向上を目指し、選手層や戦術を強化し続けています。特にB1に昇格した2021-22シーズンでは、厳しい戦闘を繰り広げましたが、新たな挑戦を経験し続けています。各シーズンを通じて、地域に支えられながら、さらなる高みを目指す茨城ロボッツの活動は、今後も注目を集めることでしょう。

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