荻原秀樹

荻原秀樹：多彩な才能で活躍するベテラン声優

荻原秀樹（おぎはら ひでき）さんは、1972年11月29日生まれの東京都出身の男性声優です。勝田声優学院11期生として、萩原えみこさん、小西克幸さん、平川大輔さんらと共に研鑽を積みました。

声優への道とキャリア

浪人時代に声優を目指す友人と出会い、その影響を受けて声優の道へ進むことを決意。養成所で演じることの楽しさを知り、声優としてのキャリアをスタートさせました。19歳の時にはバス会社のVPに出演するなど、早い段階から経験を積んでいます。

1999年8月末までぷろだくしょんバオバブに所属した後、憧れの先輩である子安武人さんが設立したティーズファクトリーへの移籍を目指します。当初は子安さん本人から反対されましたが、熱意を伝え続け、最終的に認められて移籍が実現しました。

2014年には声優の瀧本富士子さんとの結婚を発表。同年6月30日にはティーズファクトリーを退所しフリーとして活動を開始、2019年10月1日からはHoney Rushに所属していましたが、2023年3月31日をもって退所し、業務提携という形で関係を継続しています。

マルチな才能と活動

荻原さんはアニメや洋画の吹き替え、ラジオパーソナリティ、歌手、司会など、多岐にわたる分野で活躍されています。特にキャラクターソングでは、キャラクターに合わせた歌声を表現することに長けており、打ち込み系のポップスから歌謡曲まで幅広いジャンルの楽曲を歌いこなします。自身のアルバムでは作詞も担当しており、音楽性も高く評価されています。

ラジオパーソナリティとしても多くの番組を担当しており、女性パーソナリティとの共演が多いのが特徴です。中には配信回数300回を超える長寿番組も存在し、その親しみやすい語り口と進行力はリスナーから高い支持を得ています。特に2008年と2014年には、週4本ものラジオ番組のレギュラーパーソナリティを務めた時期もありました。

2010年から開催されている「荻原秀樹オールナイトトークライブ 〜It's mine at midnight〜」も人気イベントで、チケットは毎回即完売となるほどです。2019年に行われた第19回をもって、音泉（タブリエ）とのオールナイトイベントとしては幕を閉じました。

パチスロ好きとその他の趣味

プライベートではパチスロが趣味で、ホールに通うだけでなく実機を3台所有しているほどの熱心さです。パチスロ関連のコラム執筆や、ニコニコ動画などでの番組出演など、その経験を生かした活動も行っています。

その他、F1やスポーツ観戦、ゲームなども趣味としており、特に『モンスターハンター』シリーズは熱心なファンであることが知られています。中学生時代は陸上部、高校時代はラグビー部に所属しており、運動神経の良さも伺えます。

多くの作品に出演

数多くのアニメ、ゲーム、吹き替え作品に出演し、幅広い役柄を演じてきました。代表的な作品として、『まほろまてぃっく』シリーズ、『SHUFFLE!』シリーズ、『フルハウスキス』シリーズなどがあります。また、『あの夏で待ってる』や『俺たちに翼はない』など話題作にも出演し、その演技力は多くのファンを魅了してきました。

豊富な経験と人柄

長年に渡る声優活動で培われた豊富な経験と、明るく親しみやすい人柄は、共演者やスタッフからも高く評価されています。様々な分野で活躍し続ける荻原秀樹さんの今後の活躍に期待が高まります。

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